悦びは果てしなく-8
8.
「所長さん」
清美の声で目を覚ました。
「おはよう、身体痛くないか?」
「大丈夫よ、所長さんは?」
「俺も大丈夫だ、ありがとうな、テツマン大成功だ」
「あたし、腰が抜けちゃったわよ、何回イッタのかしら、5回? 所長さん、凄いわ、尊敬しちゃう」
「来週もやるか?」
「うふっ」
「じゃ、正上位で閉めるか」
「はい」
清美が、M型姿勢で亮平を待つ。
抜いた男根を股間に構えて、膣口に迫った。
一晩中イキッぱなしのオマンコは、愛液で溢れている。
「ひっ」
亮平の指が膣口に触れると、清美は息を飲んだ。絶え間ない快感で、粘膜が敏感になっている。
掬い取った愛液を、亀頭から肉棒にまぶした。
朝マラはいつも元気だ。男根は見事に怒張をして、雁首を振りたてている。
乳房を揉んで、乳首を甘噛みする。いつもの作法だ。
「うっうっうっ」
清美が、早くもヨガリ始める。
亮平は亀頭を膣口に合わせて、腰を落とした。
「あああ〜〜いいなあぁぁ」
念願のテツマン成就の末、正上位で男根が根元まで収まった。亮平の大好きな一瞬。
「う〜〜〜〜ん」
腰を目一杯押し込んで、男根に体重を乗せ足を突っ張る。
「固い、カタイっ」
清美が、腰を捩って亮平の尻を掴む。
亮平は静かに抽送を始めた。
膣口まで引き抜き、根元まで押し込む。
ゆっくり〜ゆっくり〜ゆっくり
男根に纏わり付く花びらが、愛液にまみれて震える。
雁首が傘を開く。
息が切れる前に射精しよう。
押し込んだまま、細かく腰を使う。
清美も、堪らず迎え腰を合わせる。
「腰動かさないで」
亮平は、清美の腰を抑えた。
子宮の降りてくる気配がする。イク寸前のデリケートな瞬間は、静かな方がいい。