投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

キスの後で…
【女性向け 官能小説】

キスの後で…の最初へ キスの後で… 15 キスの後で… 17 キスの後で…の最後へ

-4


「桃花。行くぞ」
「ど、どこにですか?」
「買い物。約束してただろ?」

声に出さない目力で「命令」そう告げると
私の手をとって部屋を出た。

部屋を出ると、皆のビックリしたように噂をする声が
廊下まで響いてきて
「気にすんな」
モヤモヤする私の手をひっぱった。

もしかしたら、あの場所から助け出してくれたのかもしれない。
だって、買い物の約束なんかしてないもん。

少しだけ電車に乗って着いた先は
大きなショッピングセンターで。

先輩はいくつか買い物をした後に
雑貨売り場でアロマキャンドルを手に取った。

それは昨日の仏壇用の白いろうそくとは正反対で
色々な匂いの丸い可愛い容器に入っている。

少しだけ匂いを比べた先輩は
迷わず同じ種類のキャンドルを2つ買った。

もしかして、昨日大笑いしていたくせに
キャンドルを買いに来たの?

思いもしなかった先輩の行動に嬉しくなった。



キスの後で…の最初へ キスの後で… 15 キスの後で… 17 キスの後で…の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前