大切な意味-3
「映画って何見たいん?」
「コレ…。」
「俺も滅茶見たかったヤツゃぁんvVこれ見たいんか?」
「ぅん…。」
やばい…。完璧に私、照れてる…。
照れてるょ…。
私達は、館内に入り席に座った。周りは、カップルだらけ…(泣)
多分、私等もカップルに見られてるのかな?
そぅ思ってるうちに映画が始まった。
予想以上に始めから面白かった!!
中盤、いきなり慎祐が私の手を握り始めて来た!!しかも恋人の様に手を絡める様に!!
私は、動揺してしまぃ小声で聞いてみた。
「何で手?」
「握りたくなった!!恥ずかしいか(笑)?」
「ぅん…。でも…繋いで欲しい。」
心臓が今にでも弾けそうで泣きそうになって途中から映画の記憶が区々になっていた。
終わった時には、手を繋いで歩いていた。
「お腹空いたな!!ご飯食べに行かへん?」
「ぅん!!」
絶対に周りから見るとカップルに見えるぐらいだろぅ。私は、決心をしていた。
怖いけど…一つの決心をしていた。
慎祐に連れて来てもらったところは、お洒落な居酒屋で個室もぁって落ち着くトコだった。
普通に食事をして私は、慎祐の手を掴んだ。
「慎祐君!?」
「どぅしたん?」
心臓がドキドキしていた。
「慎祐君、聞いて欲しいことぁるんゃけど良い?」
「ぅん。」
私の手は震えていた。嫌われるのが怖くて…。
私は、人生初めての直接で言う告白をした。
言うた後は、後悔してしまった。怖くて…怖くて…泣きそうで…うつむいたまま震えてぃた。
「ごめん。変なこと言うて…」
「歩菜…こっち向いて。」
ちゅっ!!
慎祐は、いきなりキスをしてきた。
びっくりした!!