コンピューターの女-9
9.
啓介は、ズボンの前を開いた。いきり立つ男根を、後ろから押し付ける。スカートを押し分けて、藤子の尻の谷間にめり込ませる。
「人が来るわよ」
「こんな時間に来る人なんかいないよ。来たって、キッスをしているくらいにしか見えないさ」
藤子の腰がもじもじと蠢くと、男根はさらに膨れ上がった。
啓介は、腰を落とすと、スカートの裾を捲り上げた。両手を藤子のパンティにかけると、引きおろす。
前傾姿勢で、腰を後ろに突き出した藤子の二つの小山が、白く浮かぶ。
小山を二つに分ける中央の谷間に、暗黒の割れ目が残る。
啓介は、割れ目に指先を差し入れた。内股をたどっていくと、恥毛のサヤサヤとした感触が、指に伝わってくる。指を上げていくと、おサネの先端に触れる。一瞬、貝のように閉じて、啓介の手を挟みつけた。
啓介はそのままの姿勢で、指の先端だけをゆるゆるとおサネに絡ませた。
指先にヌルミを感じると、股の締め付けが緩んだ。
濡れた指先は、容易に花びらを割って、空割れに滑り込む。啓介は、指先の力を抜いてユラユラと割れ目に沿って指を使う。
指先が、膣口に達すると、啓介の勃起も極に達した。
指と入れ違いに、亀頭を割れ目に誘導する。
クイクイクイ
鈴口から漏れる先走り液が、さらに割れ目をぬらし、亀頭はビッチョリ濡れた花びらを割って一気に進んだ。
むくれ上がった雁首は、膣口をかすめ、から割れを突き抜けて、おサネの下に届いた。
「フゥ〜っ」
藤子は、胸の息を吐き出すと、指を股間に延ばして、突き抜けて来た亀頭をつまんだ。その指先には、鈴口から溢れる粘液が滴る。
指先は、興奮に震えながら、亀頭を撫で回し、粘液を塗りたくる。
啓介は、両手で藤子の腰を支えると、ゆっくりと前後させた。
亀頭は、藤子の指の上を滑って、おサネを下から突き上げる。
藤子は、亀頭を下からおサネに押し付けて、激しく腰をゆすった。
おサネが、クリクリと雁首を擦り、雁首は熱気を帯びて、えらがくわっと広がった。啓介は、はやる気持ちに耐えて、鈴口で膣口の周りを擦った。
嵌める一瞬のあの言葉に言い表せない歓喜を、じっくりと味わいたいと、気を静めた。
先走り液が、流れるように鈴口から割れ目をぬらす。怒張は極に達した。
「もう我慢できない」
啓介は、武者震いをして男根を突き上げた。