間違いじゃない過ち-1
ぼくと、えい菜姉さん、妹のまみ菜ちゃん。
ぼくたちは大きな部屋を、家具やカーテンで仕切って 各スペースを自分の部屋にしてる。
出入口に近いところが姉さん、バルコニーの近くがまみ菜ちゃん、まん中がぼく。
だけど、みんな別にプライバシーにやかましくなくて、けっこう「境界」はゆるゆるだ。
着替えの時だって お互い隠そうなんてしないし、のぞき見しようとも思わない。
だけどやっぱりぼくはダメなオスだ。いつごろからか、いっしょの部屋で無防備にふるまう姉さんや妹に、エッチな感情をいだくようになってきた。
○
静かな夜。
「丑三つ時」に目がさめた。ぼくは起き上がって、隣のスペースに入りこんだ。
ベッドの上で、すやすや眠ってるまみ菜ちゃん。
メッチャ可愛い。まだアニメキャラのパジャマが似合うもん。
近寄って、まみ菜ちゃんの髪の匂いくらい吸いこんでみたいけど、
「お兄ちゃん、どうしたの?」
まみ菜ちゃんが顔をあげた。
スペースに一歩も入らず、物音ひとつたてず、ただ見つめていただけなのに 眠ってたまみ菜ちゃんは敏感にぼくの視線を感じたんだ。
「いや、お天気はダイジョブかな と思って。」
ぼくはそう言ってそこを離れた。離れた瞬間、ぼくはえい菜姉さんのスペースに足をふみ入れていた。
○
ベッドの上でえい菜姉さんは、まるで体操服みたいなトレーナーと短パンを寝巻きがわりに眠ってた。
ぼくはトレーナーをめくりあげた。
大きなおっぱいが、まるで深海魚の目のようにポロッと姿を現した。
ぼくはパジャマをずらして、おチンチンを出した。
えい菜姉さんの、おっぱいの間にそれを当ててゆっくり動かす。
しばらくの間の経験で、ぼくはえい菜姉さんが これくらいで目を覚まさないことをじゅうぶん知っていた。
えい菜姉さんのおっぱいで おチンチンを癒しながら、ぼくはまみ菜ちゃんの姿を心にえがいてた。
(まみ菜ちゃんのおっぱいに触りたいな……)
(でも、まみ菜ちゃんを脅かしたくないな……)
(だから、えい菜姉さんで発散しておくか……)
ぼくの固くなったおチンチンに、ゴムをかぶせた。
いくらえい菜姉さんが鈍いからと言って、精液を撒きちらしたらマズイ。
いつ射精してもいいように備えて、癒しを続けようとした時、
「う……うん?」
えい菜姉さんが頭をあげた。ぼくと目が合った。
「どうしたの?」
そういうえい菜姉さんに、ぼくは答えた。
「何かさびしくて、よく眠れなくて……」
えい菜姉さんは、
「そうか… じゃ、おいで。」
と言って、ぼくを抱きよせた。ナマのおっぱいに顔が当たって、固いおチンチンはえい菜姉さんの脚にはさまれた。