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なりすました姦辱
【ファンタジー 官能小説】

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第二章 報復されたシングルマザー-18

 汐里がバストの精液をキレイに舐めとったあと、それでもまだ残っていないか探して、さすがにそこまでは飛ぶはずがないブラとバストの間に指を入れ、はみ出てきた乳首に吸い付いきた。
 愈々涼子は歯を食いしばらなければならなかった。
「ねぇ、ブラ外していい?」
 汐里が甘えた声で脚の間の土橋に伺う。土橋は唇を押し当てたまま、
「いいぞ、……オッパイ丸出しにしてやれ。ちゃんと録画しろよ」
 くぐもった声で許可を下した。
「うぐっ、や、やめ、て……広瀬さん」
 涼子の声は最早叱責とは言えないほどか弱々しかった。
 汐里の手が背中に回り、ホックを摘んでブラを緩める。土橋が舐めるのを中断して身を起こす前で、ブラの下端を掴まれ、首元まで払い上げられた。
「ああっ……!」
 流体のように滑らかに揺れるバストが二人の眼下に晒された。
 土橋の溜息が聞こえ、間髪入れず悍ましい視線が浴びせられてくる。もう一つ、真上から見ている汐里からは、土橋とは打って変わって、羨みと妬みが混じった灼け焦がすような視線が放たれてきた。
「……キレイにしたじゃないか、汐里。宮本マネージャーのオッパイ」
 土橋が涼子を跨いだまま四つん這いで上ってきて汐里を褒めた。間近からバストを鑑賞されると、ヒリつく視線が涼子を羞恥の炎に焼くとともに、やはり何故か体の奥が熱く甘い疼きに刺激される。
「たまんないオッパイしてますね、宮本マネージャー。……そのキレイなお肌に、もう一回栄養を補充してあげましょう」
 再び土橋が前屈みになってバストの間に屹立した男茎を添えてきた。
「んっ……も、もうそれはやめてっ」
 またバストに邪淫の熱気を放つ肉幹が触れてくる。しかも今度はブラをしていない。土橋が目配せすると、重力に従っていたバストを汐里が左右から掬い、搾るように男茎を挟んだ。
「はうっ……」
 敏感さが増したバストの肌に亀頭の傘が触れると、涼子は上体をピクンと震わせた。汐里が糸を引かせて唾液を真下に落としてヌメリを補充し、ヌチュッ、ヌチュッと、前後に揺すって馴染ませる。
「よぉく撮れてますよぉ、宮本涼子マネージャーのパイズリ動画。……顔もばっちり入ってますよぉ」
 再びバストへの陵辱が始まっていた。スマホを構えた土橋は動きに合わせて腰を突き出し、涼子のバストを使って懸命に肉幹を慰めている汐里の頭を撫でて、「いい子だ汐里、その調子だ。……お前のためにザーメン、補充してやるんだからな。嬉しいだろ?」
 そう聞いた汐里は、甘えた笑みを浮かべてコクリと頷き、更に唾液をバストの狭間へと垂らし落とす。
 おかしくなっている……。
 涼子は汐里に何を言っても無駄だと悟った。
 企業利益を損なう行為を糾弾する、それだけの思いでここに来たわけではなかった。疑義がかかっているプリンシパルの名を聞いた時、普段煙たく思っている彼を追い落とし、次なる栄進に利用しようとする企みが心の隅に芽生えた。
 しかしそれは、この野獣の奸計だったのだ。
 後悔の念が涼子を苛んだ時、ヌルンとバストの中で傘が震えたかと思うと、またビュッと喉まで透明のしぶきが飛んできた。
(あっ……)
  そのあまりの熱さに身を引き締めた時には遅かった。二人はバストに注目しているが、その向こう、涎に貼り付き、食い込んだショーツの中で確かに蜜が漏れた。
(だめっ、絶対だめっ)
 二人に隠れて、唇を結んで耐えようとした時、
「んんっ! っ……、……、く、あんっ……」
 再びバストの肌を傘に擦られた。二度目の蜜の衝動が立て続けに来て、それを抑え込むために声が出てしまった。
「んー? 可愛らしい声が出ちゃいましたね。マネージャーのアヘ声もちゃんと撮れましたよ? なあ、汐里?」
「うん……、マネージャー、感じてるんですね? オチンチン、オッパイで挟んで感じちゃうなんて、変態」
「ち、ちがっ……」
 汐里が土橋の指示ではなく自らの意志で揶揄してくると、羞恥は倍以上になり、比例するように妖しく戦慄する体を必死に宥めなければならなかった。
「感じてるぞ、宮本マネージャーは。パイズリでな。ほら、見てみろ」
 土橋が腰を止めると、
「あ、乳首、勃ってる……」
 と汐里が目敏く指摘した。
「そ、そんなわけ……」
「ありますよ、マネージャー? うふふ……」
 芝居がかった笑いを浮かべた汐里が身を屈め、男茎が挟まれて歪んでいる胸乳の、捉えやすい位置で硬突している乳首へ吸い付き、乳暈に沿って舌先をクルクルと回した。
「はあっ! ……うあっ!」
 土橋が跨っているのに、体が弓反りになった。
 我に返った時には、花唇近くまで蜜が溢れ出てきているのが自覚された。
 グロスとヨダレに照る唇から差し出された、爬虫類を思わせる汐里の赤い舌は、唾液を垂れ落としつつチロチロと弾き、次の接触を待って微震するのを愉しむように、乳暈を擽って焦らしてくる。


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