〈制服と麻縄〉-4
『やっぱり亜季ちゃん相手だと良く“出る”なあ……プックククッ……オマンコの締まりが良すぎてチンポが痛くなってきちゃったよ……』
エアマットの上に大の字になって伸びている亜季は、ゴポンッ…と音を発てて幼器から精液を吐き出した……まるで長髪男からの一方的な〈愛〉など受け入れないと言いたげに……。
『あ〜あ、僕のザーメンを吐き出してるよ……これじゃあまた注入してやらないと駄目だね……』
身体のあちこちに残る泡を洗い流すと、無理矢理に抱き起こして無造作にタオルで拭きあげ、そしてベッドまで運んでシーツの上に仰向けに寝させた。
『……ゆっくり寝させたりしないからね?まだまだ亜季ちゃんは“解ってない”んだから……』
もはや逃げる気力すら尽きている亜季の両手と両足に枷を嵌めると、それらに麻縄を結んでベッドの脚に其々を結んでいった。
そしてまだ虚ろなままの亜季の頬を軽く叩くと、グニャリと唇を歪めた笑顔でその呆けた顔を覗き込んだ。
『クククッ…亜季ちゃんは、いつになったら心の底から僕をお兄ちゃんて呼ぶのかな?』
「はふッ…う…うあ…ッ」
頬に感じた痛みに、その表情は少しだけ強張っている。
しかし、焦点がどこにあるのか分からない瞳や、震えが起きて止まらない唇からして、亜季の思考が正常ではないのは一目で分かった。
『……ククク……これから亜季ちゃんはね、お兄ちゃん無しじゃ生きていけない女の子になるんだよ……お兄ちゃんだけが必要な、一途な妹になるんだ……酷いコト言うようだけど、もう泣き言なんて聞かないからね?』
「は…ひッ……モグググッ!?」
長髪男は赤い玉のボールギャグを亜季の口に嵌めると、クイッと軽く押し込みながらベルトを固定した。
ギャグは舌を押さえつける状態で止められ、意思を伝える為の言葉までも封じられる。
『ちょっとお兄ちゃん出掛けてくるから……ククッ…大丈夫だよ、ちゃんと鍵を掛けて行くから……』
「ッ…!!」
亜季の瞳に、僅かにだが驚きの反応が表れた……長髪男が手にしている真っ黒な異物は明らかに男根を模した物であり、であるならば、其れがどのように使う代物なのかは、今の亜季なら直ぐに分かる事だ……。
『プクククッ!これをお兄ちゃんの“代わり”だと思っててね?』
「ふおッ!?ぷッ…おう?ふおぅッ!」
亜季は力なく首を振って表しきれない意思を示したが、その偽物の男根は亜季の開かれた股間へと近付いていく……サイズは長髪男のモノと大差はなかったが、ブンブンと唸りながら頭をグリグリと揺り動かす様は、さながら幼虫の蠢きのようで見るからに気持ちの悪い動きである……。