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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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初めての・・・豹介とゆかりの場合-1

最近葵は平日の放課後も塾へと通うことにした。

模試の判定はAで、希望大学への合格率は高かったが、

それでも勉強していないと不安だったのだ。


休み中から通っていた塾でも、葵は注目の的で話題の人だった。

平日も通うことになったと知ると、多くの女子生徒も入塾したのだ。

葵は塾としても、優秀な上に生徒を集めてくれるありがたい存在であった。


他校の女子生徒たちからひっきりなしに声を掛けられていたが、

彼女がいるからと、一切女の子の友だちを作ることさえせず、

一人、黙々と授業に打ち込んでいた。

そのため彼女たちのもっぱらの話題は、

葵の彼女はどんな人なのかという話で持ち切りだった。


男子生徒もちやほやされる葵の事を嫉妬と羨望の眼差しで見ていたが、

自分たちとはレベルが違うと諦めているようで、葵は近寄りがたい存在になっていた。


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