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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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初めての・・・豹介とゆかりの場合-8

「・・・何か飲む?」

「いや、いい。さっき飲んだし。」

「じゃあ、お菓子でも食べる?」

「いや・・・さっき食ったし。」

「あっ・・そう、だよね・・・。」


微妙な空気が流れ、お互いに無言になる。

ゆかりは思い切って豹介の筋肉で引き締まった二の腕に寄り添った。


豹介はゆかりを見つめていると、自然に二人の顔が近づき口づけを交わす。

これまでじゃれ合うようなキスしかしてこなかった二人は、

次第にぎこちないながらもお互いの唇を貪る様に唇を重ねあってみた。

遠慮がちに豹介の舌がゆかりの唇を割って入り、彼女の舌に触れた。


「んっ・・・」


ゆかりは初めての感覚に身を震わす。

豹介はそのまま手をゆかりの頭に回して、自分の舌先でゆかりの舌を絡め始める。

窒息しそうな長いキスをされて、ゆかりはどうしていいのか戸惑ってしまう。

豹介がふと唇を離して、ゆかりに尋ねた。


「・・・このまま続きしても、いいのか?」


豹介にそう言われて、ゆかりは恥ずかしそうに頷いた。


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