一緒に居る幸せ-4
「お待たせーパート2!」
「若葉ちゃん!…っ!」
建物付近で待つ彼へ駆け寄る私を目にして、最初は嬉しそうに振り向いたけどその後顔を赤く染める。
「どうしたの?」
「どうって、そりゃー。」
当然女の子ですから気合入れて着こなしてきた、お母さんも手を貸してくれたのが少し以外だったけど嬉しかった。
彼は私の可愛い服に見とれ、ずっと瞬きもしない。
「かっ、可愛いよ。」
「ありがとう!」
言うと思った、それから私たちは建物内へ入りデートをする。
「あはは、風馬君、本当に画家みたぁーい♪」
「そ、そうかなぁー。」
ベレー帽が何故か帽子コーナーに売っていて、美術部の彼に被ってもらい。
プリクラを撮る時は私が一方的に操作して、シャッターされる直前彼は私の肩に触れ。
ランチとなればお互いにアーンをし合い、絵に描いたようなバカップルなのかも知れない