葵の父親-8
「大丈夫?」
そう葵に話しかけられて、奈々子はハッと気がつく。
「う・・ん。気持ちよかった。」
「よかった。・・・まだする元気ある?」
「ん・・大丈夫。」
ぐったりしつつも、自分だけ気持ち良くなって葵をないがしろにできない。
今度は葵がソファに座って奈々子がその前に回ってから服を脱がせると、
奈々子の目の前にはパンツの中で大きく膨らんだ肉棒が、
早く彼女に触れてほしそうに上を向いていた。
奈々子はあえて葵の頬に触れた。
それからゆっくりと彼の唇をなぞると、
撫でている指先にもゾクゾクと快感が伝わってくる。
この唇がいつも自分を快楽へと導いてくれる
・・・と考えると一層それがいやらしく見えてくる。
そう考えていると、葵が切なそうに奈々子に囁いた。
「奈々・・焦らさないでこっち触って。限界なんだけど・・・。」
そう言いながら奈々子の手を自分の下腹部へと導いた。