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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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葵の父親-33

次の出勤日の朝、奈々子は何か変だなとすぐに気がついた。

ナースステーションに着いてから、

なんだか他のナースたちが奈々子に対してよそよそしい気がした。

まだこの職場に慣れていないせいもあるかもしれないが、

それにしてはみんなが奈々子と避けているような態度で接してきた。


奈々子がわからないことを聞こうと、すぐ傍にいたナースに話しかけるが、

今忙しいから他の人に聞いてくれる?

などと言われ、結局わからないままその日は終わってしまった。


次の日、東海林が出てきたので彼に聞いてみると、普通の態度で接してくれたし、

特に変わりはない。おかしいのは、女性職員だけだった。


何なんだろう・・・?

私、何かやらかしたのかな?


そう思って1週間が経った頃、奈々子は急に婦長に呼び出された。


「皆川さん、まだ内科に来て1ヶ月だけど、あなた新人じゃないでしょう?

何年ナースやっているの?!どうして簡単な連絡事項くらい報告できないの?!」


いつもの婦長からは想像できない恐い顔つきで奈々子をまくしたてる様に怒り出した。


「あの・・・私、何かミスしましたか?」


はぁっとわざとらしくため息をつきながら婦長は奈々子を睨み付ける。


「420号室の田中さんの手術日が変更になったって、

どうして連絡しなかったのか聞いているの。」

「それなら、すぐにその日のリーダー言いました。それに日誌にも記入しました。」

「調べたけどその時のリーダーの山岡さんはそんな事聞いてないって言ってるし、

日誌にも書かれていないわよ!!!しっかりしてよ、全部私にしわ寄せが来るのよ!」


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