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続・華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第19章 ロバとの交わり-1

第19章 ロバとの交わり(1)

「そこだ!すすめ」
「もう一息」
「カモン!ボーイ!」
 百合絵に近づいてきているロバに、周りからバイヤーたちが囃子声をかけている。
 手足を四本の杭にガッチリと括られている百合絵は、これから何が起こるのか心配なのか、目を閉じて唇を食いしばってうつむいていた。もう、脂汗が流れ、恐ろしさに涙が流れていた。
 今、何が自分の身に起ころうとしているのか全く予測もできなかった。
 三十年間以上も生きていたが、女が男に無理矢理犯されることはあったとしても、ロバと交わることなど考えたことすらなかった。それも自分から望んでではなく、しかもショーの主役として。……それが今現実に起ころうとしている。
 牽かれてきたロバはブルルッ、ブルルと声を立てていた。
 百合絵の背中から頭にかけては、ポリカーボネート製の透明な板で作られた台が置かれていた。ロバの前足が乗っても丈夫な板だった。蹄で叩かれても割れたりしない。
 サキはロバの前足を百合絵の頭の近くの台の上に載せ、板を踏み外さないよう、また百合絵を傷つけないように前足に鎖を付けて固定した。
 そのためロバが立ち上がったように見えた。その瞬間、そそり立ったみごとな逸物が宙にはっきりと見えた。あんなものが受け入れられるのだろうかと心配になるくらいの長さと太さだった。
 百合絵は先ほどからお尻になま暖かいヌルヌルした硬いモノがチョンチョンと当たっているのを感じていた。それは確実に女の中心部を目指してに近づいてきているのが百合絵にはわかった。
 サキがロバをグッグッと追い立てるように百合絵の尻にロバの逸物を近づけていく。
 レミが慣れない手つきで、百合絵の腰の高さをロバのペニスに合うように電動モーターで調整している。ウィーン、ウィーンという細切れの音が響きわたる。
 百合絵の顔が恐怖心でゆがんでいる。百合絵は腰を盛んに揺すって、ロバから逃げようとしていた。
 しかしそれは見ようによっては、ロバを誘い、迎え入れるような動きにも見えた。
 ゴクリと誰かが生唾を飲んだ。誰しもが、いよいよだと思っていた。
「それでは、これからアンナがロバと愛を交わしますので、ゆっくりご覧下さい。映画も写真も撮影はご自由にどうぞ」
 映画用のライトが点けられた。
「カメラはいやよぉ。……お願い!写さないで……ああっ」
 脈打つ先端が、ついに百合絵の女の溝に触れてきた。
「嫌よ。止めて……ああっ……」
 誰もが瞬きもせず、次の瞬間を待っていた。
 ロバが、いなないた。
 カメラのシャッターの音が立て続けに鳴った。フラッシュがカミナリのように続いた。
「ああっ。嫌だぁ」
 百合絵の声が泣き声に変わった。
「よし!いけ!」
 サキが叫んだ。
「うぐっ。……ああっ。……いっつつっっぅ」
 食いしばっていた口がほころび、白い歯が見えた。大きなうめき声が上がった。
 実際には仰け反ったのだが、四つん這いにさせられているので顔が起こしただけだった。
 ロバのペニスの先がが見事に肉壺に食い込んだのだ。
 美しい顔は苦痛に歪んでいる。涙が頬を伝っている。涙は痛みとも気持ち悪さともつかない感触からのものであり、また、なぜこのような獣と交わらなければならないのかという、その悔しさの表れだった。
「ああぅぅ。……あうぅ……」
 これに対して、ロバは女とは何回も交わった経験があるのか、慣れた様子で前進していった。
 長い本体はスルスルと飲み込まれるようにゆっくり百合絵の肉壺に吸い込まれていった。
「ああっ。痛い」
 ロバのペニスは三分の一ほど残して収まっていた。
 百合絵の子宮がググンと突かれる。百合絵は身体を左右にペニスを振り払おうとするが、反対にそれはロバのペニスの収まりを良くする動きになっていった。
 ロバが後足でバタバタと動きだした。百合絵の身体が杭と共にミシミシと音をたてて揺すられた。
 太く長い逸物の先が膣の中でさらに膨満していった。ロバはゆっくりと前後に動き、先端は確実に二つある子宮口に届いていた。パカパカとロバの後ろ足の蹄が床を前後する音が響いている。パックリ開いた女の溝に抜き差しているロバのペニスには百合絵の蜜液が既に泡だってまとわりついていた。
 本来なら少しでも秘裂を衆目から隠すはずの漆黒の繁茂は、下半分の陰唇周辺がレミによって永久脱毛されていて無くなっていた。場違いのように上半分だけが残って柔肌に貼り付いていた。
<第19章 ロバとの交わり(1) 終わり この章つづく>


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