忘却の目覚+-1
「えっ、エリッ …… ぃぅぅ」
千章は呻き、吸いつき絡みついてくる蜜壺の刺激を堪える。
「ああっ! あっ、あっ あぁぁぁっ!!」
細く括れた腰がビクビクと痙攣すると、震える喘ぎが途切れ途切れにこぼれる。
「ハッキリと言うんだ。おまんこ、イクって。その言葉を恵利子の口から聞きたい」
千章は今にも恵利子のなかで弾けそうなのを必死に耐えながら、切なる願いを口にした。
それは娘のように年の離れた少女に対し、決して叶わぬはずの想いを募らせ続けた男の願いであった。
「ぁはっ、イクぅ」
背中に立てられた爪が深さを増し、足の指もシーツをかき集め恵利子は白い背を反らす。
尖ってしまった乳首を千章の胸に合わせ、繋がり合った腰を擦り付けるよう陰茎を深く深く咥え込む。
「いっ、いっ、イクぅぅ! 恵利子のおまんこぉ、いっちゃうよぉっっ!!」
華奢な身体、全身が男の腹の上でビクビクっ、ビクビクっと痙攣する。
その途端、陰茎の形通りに柔らかに吸い付いていた蜜壺が、ぎゅいぎゅいと絞り縮こまる。
「いくぅぅ」
ひと際甲高い恵利子の嬌声、絶叫に似た喘ぎが千章の鼓膜を震わせる。
その瞬間、千章はありったけの白く濁った想いを恵利子の身体の奥底へと注ぎ込むのだった。