凌辱姫-5
けれども光はすぐに消え、黒い瞳にすり替わると、うっとりと手淫に耽りながら不自然な微笑を浮かべます。
その口元が魔法を唱えるように動いた直後でした。
ベラの目の前に鈍い光を放つカーテンがあらわれ、そこから一匹の魔物が出現したのです。
「お姫様、お呼びでしょうか」
魔物はベラに向かって頭を下げました。
頭部はライオン、胴体は人、そして背中に羽の生えたパズズという魔物でした。
体格はベラの三人分はあるでしょうか、そんなおそろしいパズズにベラは言いました。
「おねがい、私を辱めて欲しいの」
従順なパズズは牙を剥いた表情でうなずきました。
全身の筋肉をむくむくと隆起させ、まずはベラのドレスを取り払って全裸にさせます。
無防備な肌は陶器のように白くかがやき、濡れそぼった女性器からはメスの匂いが分泌されています。
パズズの舌がそこを舐めた途端、ベラは背中を仰け反らせて両脚を閉じました。
「ああんっ!」
パズズはベラの両脚をこじ開けて、執拗にそこを舐めます。
「ひっ!」
別の生き物のようにうごめく舌が、クリトリスを舐め、膣口を舐め、ベラをことごとく凌辱します。
パズズは爪を立てないよう注意しながら、獲物をもてあそぶようにベラの乳房や性器をなぶりました。
そうして美しいお姫様と交わるための前戯を終えると、自らの生殖器を構えます。
それはまるで蛇のような姿形をしていて、先端はすでに粘液で濡れていました。
もはや正気を失っているベラは、体全体でパズズのことを受け入れました。
「あ……、ふ……、うっ!」
ずりゅん、という衝撃の後に、ベラはあっけなく昇天してしまいました。
目尻に涙さえ浮かべて、繋がったままの下半身をびくんびくんと痙攣させます。
そんなお姫様の様子に満悦したパズズは、どす黒い男根で子宮口を突き上げます。
何度も、何度も、何度も……。
「ああっ、ああっ、もっと、もっと……」
左右に押し広げられて歪む膣内が、ぐちゃぐちゃといやらしい悲鳴をあげます。
ベラはブロンドの美しい髪を振り乱し、少量の血液が滲むヴァギナで快感をむさぼります。
その中にパズズの熱い精液が一気に放たれました。
びゅる、びゅる、びゅるる……。
ベラはそれを一滴残らず胎内に注がれ、ふたたび絶頂しました。
パズズはベラを夜通し犯しつづけました。
ベラもまたパズズを求めつづけました。