メロディー-1
『ん…あっ…さ、最低っ…んんっ…』
10人もの男に囲まれ、もう何人も何人も中に出している。バカな女だな。感じてるよ。
『んぁ…なに…そこで見てるのよっんぁ…全部ぅあんたのせいなのよぉっ…ぁん…』
鼻で笑うしかない。俺は、席を外してたばこをふかした。こんなことしてるのも全ては暇つぶしでしかない。親父はいつも女のところだし、無駄に広い家は、こうして使ってやるしかない。
すると、がこん!とすごい物音が聞こえてきた。
『なんだ?』
ピンポーン
『はい?』
たばこの火を消してインターホンにでる。
『あ…あの、社長からこれを渡すよう頼まれてきました、高瀬と申しますが…お坊ちゃんでございますか?』
封筒を持った若い女がたっていた。
『は?なにそれ』
『あ、…?中身までは…』
なんだこの女。
『まぁいいや、とりあえず入って。』
封筒の中には会社の入社試験の資料が入っていた。俺に入社すれと?また鼻で笑ってしまった。
『あ、私はこれで失礼します』
スーツを着た華奢な女だった。清楚。こういう女のことを言うんだろう。
『おまえいくつ?』
きょとんとしたカオで俺を見つめ、笑顔で答えた。
『22です。お坊ちゃんと一緒だそうですね。』
ふぅん。この女嫌いだ。タメなくせに下にみてやがる。犯してほしいのか?
『あっそぉ。同じにはみえねぇな。』
近づいて上から見下してやる…あ…れ。
『おまえ、ちっちぇな』
『あはっ、よく言われますっ。148なんです』
ホントちっちぇ。俺が180あるせいもあるか。
『では、わたしいきますね』
その瞬間なぜが俺の手が女の肩をつかんでいた。
『きゃっ!…びっくりした…』
なんだ…俺、どうしたんだ。ドキドキしていた。
『あ…あのさ、名前…なんてったっけ…?』
女は笑顔で口を開いた。そのとき…
『お〜!新しい女ですか!?はやいっすね!』
ぞろぞろと男たちがでてきた。俺の手から女が離れていく。『え?きゃぁぁっ!』ばりっ!びりっ!女のスーツが破れ、胸があらわになった。体が小さい割に、豊かな胸をしている。女が犯されているのを無声映画のように、ぼーっとみていた。体がうごかなかった。涙を流している。『ちっ、こいつ不感症なんじゃねぇの?濡れねぇなぁ。』
ビンビンに大きくなったソレを、女のソコに押し当てていらついている。
ばきっ
なにがおこったか…? いつの間にか俺は男たちを殴っていた。
『な…なんすか?!どうしたんすか!?』
俺なにしてんだ…? 『お…まえら…悪いがその女には…手はだすな。』
そのただならぬ空気に男たちはただ呆然とたたずんでいる。涙を流している女を抱きかかえ、部屋にむかう。
『い…いつもこんなことを?』
女はずいぶんと落ち着いている。さっきまで犯されそうになっていたのに。
『…うっせぇ。』
女の肩をつかみキスをしていた。
女がどんな反応をしようと関係なかった。でも抵抗しない。
『おまえ…キスってしってんの?』
カタカタふるえた女は
『…え…あ…はぁ…』
目にいっぱいの涙をためて見つめてくる。ゾクッとした…。わざとか…?