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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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両方好き-4

「ふあっ!痛いっ!痛いってばぁ!」

私は公園のベンチで風馬君に押し倒された、彼が私を求めるのはとても嬉しい、私の体を
どんどん触り、太ももおへそ胸元頬、沢山愛でてくれて…。

でもこんなんじゃもの足りない、私に沢山触れたのだから今度は私が触れる番、高まる欲求が抑えきれず、彼の腕を引っ張り、彼の家の部屋に向かい、彼を少々乱暴にベットへ叩き付けた。

そして先程を同じように、いやそれ以上に彼に触れた、柔らかい体、素敵な小麦粉肌、服の下に手を潜り込ませ触りに触りまくった。

「んんぁっ!ひやっ!くっくすぐったいよぉー。」

それ以上に触れるのが乱暴な為、軟弱な彼は先程から痛がる。

彼は私の物、他の誰にも渡さない、ずっと私の傍に居て欲しい。

触って触って触って、彼の腕、彼の足、彼のおへそ、彼の首筋、全て大好き。

「うふふ、ひゃあ駄目だってそこはぁ!」

嫌がる彼を支配する感覚はたまらない。

「ごめーん、少し痛かった?」
「うん、でももっと触って、僕に触れて、抱きしめて。」

ベットの上の合意の一致。

「服、脱いでよ、君を頂くのに邪魔よ。」
「……分かった。」

そう言って彼は言われるがままゆっくりと上品にワイシャツのボタンを取る。滑らかで期待を裏切らない小麦粉肌、ごつごつでもひ弱でもない柔らくて可愛い体。

「うひゃあ!」

彼を再び押し倒し、野獣の如く彼の肌を乱暴に触る。

「はぁはぁ。」
「ん…ふぁっ!」

どうしてそんな可愛い声が出せるの?軽く息を吐き出す彼。

無抵抗で押されまくる彼、その顔は汗で一杯だ、苦痛の表情を浮かべつつも何処かで笑みを浮かべる、そして少しエッチな声も出す。

あぁ…可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛いっ!可愛すぎてどうかしそうだ。

こうして30分ほど彼を触り、お互い汗だくだ。

「ふぅーはぁー。」
「んぅーくふぁ。」

またそうやって私を興奮させる。

「きゃっ!」

すると突然彼は私を押し倒し。

「僕ばかり触られるのは不公平だ!」
「何怒ってるのよ、んもうそんな子供っぽい事言って♡」

すると彼は急に私の服のボタンを外しだし。

「ちょっ!風馬君!?」
「…脱がせてよ。」
「え?」
「僕に君を脱がせてって言ってるの!」
「……。」

顔が近い、その彼は右も左も分からない子供には見えず。

「いや、やめてっ!ちょっと待って!」
「大人しくしてっ!」
「っ!!」

嫌がる私の両腕をがっしりと抑え、そう怒鳴る。再び私を強引に裸にしようとしてきた、
私も抵抗を見せるけど本当に嫌なら逃げ出す事は出来る。

つまり強引に私を脱がそうとする少し強くて男らしい彼を楽しみ。

彼もまた嫌がる私から服を無理やり脱がそうとする事をとても楽しんでいて。

それからボタンが取れ、ブラジャーが見え。

「うわぁー若葉ちゃん、ブラジャー派何だ、てっきりキャミソールかと。」
「私も、成長したのよ。」
「…ふふ、そうだね、ここもおっきくなったんだね。」
「きゃっ!」

そう言って私の胸を触り出す。

「御免、驚いた?」
「うん、君にこんな度胸があるなんて。」
「……僕だって男だよ?普段は虫も殺さぬ小心者かもしれないけど、大好きな人を目の前にすると、狼になるかもよ?」

と、不敵な笑みを浮かべる、それは可愛いと言うより普通の彼氏のようにカッコいい。

「君の唇、奪っても良い?」

と、顎をくいっとし。

「…どうぞ、是非奪って下さい。」

そう承諾し、両腕を抑え、ゆっくりと私の唇を強奪する。

「若葉ちゃん、好きだよ。」
「うん、私も…。」

次回、41話に続く。


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