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わかんない
【複数プレイ 官能小説】

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湯上り-1

・・・・・

俺が男湯の脱衣所から浴場に入ったのは
彩香とメールをしてから 5分後くらいだった

湯けむりが 視界を遮るが
数歩歩くと その湯気も散り
屋内の浴室が見えてくる

広めの四角いのが目の前で
階段を少し降りたところに 小さな浴槽と ジャグジーっぽいのが並んでいて
その奥に ガラス戸が見え その向こうが露天風呂みたいだ

隅にあるかけ湯を簡単に浴び

広い湯船に身体を浸けてみた

比較的若い年齢の男が多く
仲間連れもいるようで
楽しそうに身体を泡立てながら話している姿もある

見える範囲に 翔はいなかった

まさか 混浴に行ってないよな?
それも 彩香と・・・・

そんなはずないな
そう思いながらも
混浴って カップルじゃなくても入れるんだろうか
と 思っていた
男単独とかで行ったら
下心丸出しだと思われてもしょうがないんだろうな・・・
女子単独とか あるんだろうか・・・

「お?まじめに瞑想してるな?」
声をかけてきたのが 翔だった
タオルで身体を隠すこともなく
俺の近くに入ってきて 顔をぬぐっていた

「あれ?さっきまでいなかっただろ?」
「露天風呂に行ってたんだよ 蚊が飛んでたから逃げてきた」
蚊がいるのか・・・それは つらいな・・・

お互いに 今は何か意識するでもなく
しばらく黙っていた
いろんな音が響くのと 天井から冷たい水滴が落ちてくるのを感じながら・・・


「さて 俺 先に部屋に戻ってるからな 飲み物は 俺が買っとくよ」
そういいながら 翔がゆっくり立ち上がった
「あ、金は 後で俺も出すから」
「いいよ 早い誕生日祝いだ」
なんだそれ・・・と思いながら 湯から上がる翔の背中を見ていた
「身体 洗ってくるかな・・・・・神谷も 綺麗に洗えよ」
「わかってるわい!」
互いに少し笑ってから 翔は洗い場に
俺は 露天風呂を見に 移動した・・・・



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