投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

年下カレシ
【女性向け 官能小説】

年下カレシの最初へ 年下カレシ 216 年下カレシ 218 年下カレシの最後へ

過去との決別-2

急いで着替えて、最寄りの駅のエスカレーターを駆け上がると、

目の前で電車のドアが閉まってしまった。


(あーー!もう、今日ツイてないっ!!!)


急いでる時に限って乗り損ねた電車の時間ロスは、イタかった。


時間があるのでスマホをチェックすると、

ゆかりから葵君は豹介とうちで先にご飯食べてる。というようなメッセージがあった。


(もし私と別れるなら、ゆかりたちとそろってご飯なんて食べないよね・・・?

大丈夫だよね、私。。。)


奈々子は自分にそう言い聞かせながら、次に来た電車に乗り自宅へと急いだ。


ゆかりの家のインターフォンを鳴らすと、すぐにゆかりが出てきた。

少し緊張した面持ちだが、何かスッと心が軽くなったような表情の葵が

ゆかりの後ろからやって来た。


「奈々ちゃんおつかれさま〜。じゃあ葵また明日ね。」


ゆかりも葵から何か話を聞いたのか、葵に頑張れと言って玄関のドアを閉めた。


年下カレシの最初へ 年下カレシ 216 年下カレシ 218 年下カレシの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前