葵の決意-9
葵の返事を合図に久実は彼の手をそっと取り、自分の胸へと誘った。
葵の掌がぴったりと服の上から久実の膨らみに触れる。
揉んでいいって事かな・・・?どうしていいのか解らない葵は、
久実をじっと見つめてしまう。
「ねぇ、どう思う?」
「・・・柔らかい。」
「気持ちイイ?」
「うん・・・。」
「もっと触ってみて?」
そう言われて葵は無言で頷いて、ゆっくりと二つの膨らみを揉んでみる。
ムニムニと彼の掌の中で動く張りのある乳房に、彼の心が高鳴って来る。
それから久実はシャツのボタンをゆっくりと外し始めた。
久実を見下ろす葵の視線の先に、水色のフリフリのレースがついたブラが見えた。
彼女はそのままカーデガンとシャツを脱ぎ捨てると、葵の顔へ唇を寄せる。
あ、これはこの間みたいにキスされる・・・
そう思って、今度は葵からも顔を近づけてみた。