救済-7
王子の姿が見えなくなると、ラウルはティアラをそのまま軽々と抱きかかえ、
扉を閉めてティアラをベッドに連れて行き、
そのまま甘い口づけでティアラを癒していく。
チュッチュッと頬や首筋にも、ラウルのキスが降り注ぐ。
彼の大きな手がティアラの胸元に触れた時、ティアラはビクッと身体を震わせた。
「ま 待ってラウル・・・もうすぐ食事持ってきてくれるって・・・。」
「待てねぇ。今すぐお前を抱く!」
「んっ!」
ラウルは何度もついばむ様なキスで、ティアラの唇を塞いだ。
角度を変えながらティアラのぷっくりとした唇を奪うと、彼女もそれに応えた。
ラウルは愛おしむ様にティアラの頭を撫で、頬に優しく触れる。
それだけでティアラの体は疼き始めるのであった。