救済-11
それを合図にラウルは起き上がり、繋がったままティアラを優しく押し倒し、
片脚を自分の肩に置き、クリトリスも同時に刺激するように激しく腰を振る。
「あぁっ!ダメ!それ、だめぇっ!!」
ぎゅうぎゅうと締め付けられてラウルも余裕が無くなってきているようだった。
「くっ」
ティアラも彼が気持ちよさそうに顔を歪めたのが見えた。
そのまま何度も腰を打ち付けられて、再びティアラは限界を迎えた。
「イッちゃう!ダメぇっっっーーーーー!!!」
彼女がビクビクときつくラウルの肉棒を咥えこんだまま果てると、
彼もすぐに後を追うように、一度ブルッと震えて
「俺もイクっ!!」
と静かに白濁の精子をティアラのお腹の上に発射した。
二人は荒い吐息を吐きながら抱きしめ合った。
「風呂に入らねぇとな・・・」
ラウルにそう言われて、二人の太腿はティアラの愛液で、
お腹はラウルの精子でべちゃべちゃに濡れていることに気がつく。
急に赤くなるティアラに、ラウルはボソっと呟いた。
「可愛い奴・・・」
ティアラはそれを聞き逃さず、嬉しくなってラウルの頬にキスをする。
彼女がこんなに幸せに満ち溢れた時間を過ごすのは久しぶりであった。