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離婚夫婦
【熟女/人妻 官能小説】

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初めての野外行為-2

「もぉ、今日の客が最低でさ・・・・・・」
 どうやら付いた客が横暴で、無礼極まりない客だったらしい。早々に嫌な客だと認識したが、そんな嫌な男でも客は客だ。最低限の対応はしなければならない。接客業を心得ていない嬢などは、逆切れしたり不貞腐れた態度を見せる嬢も多い。
 それでも奈津美はプロ根性で、顔を引きつらせながらも今日の営業を乗り切ったらしい。
「まあね、言っていることは確かに正論なんだけど、言い方とか、態度もあるじゃない?上から目線で高圧的な奴でさ。とにかく嫌な奴だったわ」
 相当憤慨しているのか、ビールをゴクゴクと流し込み。出されてくる肉の皿を次々とたいらげていった。
「ふぅわぁ〜食べた食べた。もう満腹」
 すっかり満足した様子の奈津美。アパートまでの帰り道も、ベタベタ、イチャイチャとまとわりついてくる。
「晃さん、今日はありがとね」
 そう言って、歩きながら唇を合わせてくる。歩きながらキスしたことは何度かあったが、こんなに積極的に擦り寄って来るなんて本当に珍しい。よっぽど今日の仕事がストレスだったのか。そのストレス解消を性刺激に求めているということなのか。
 もしそうなら、帰ってからのSEXはいつもより激しさを増すだろう。いつになくワクワクしていた。
 しかし、奈津美の口から出てきた言葉は、予想を遥かに上回る一言だった。

「ねえ、晃さん。ここでしゃぶってイイ?」
「えっ!?」
 耳を疑った。
 以前、ネットで露出行為のサイトを見ていたのがバレた時。『信じられない。私には絶対無理』と、外での淫猥な行為に嫌悪感を示したことのある奈津美だっただけに、にわかには信じ難い一言だった。
「それって、ここでフェラするってこと?」
「そうよ。お外でしゃぶってみたいの」
 時刻は3時を回っている。時間が時間なだけに、人通りはほとんどない。10月のこの時期、日の出時間はまだ先であたりは漆黒の闇。しーんと静まり返った住宅街は、時折、遠くでバイクの音がする程度。新聞配達の音だろう。この辺は、もう配り終わったのだろうか。
 短い時間の間に、頭の中を様々な感情が行き来する。この場で野外フェラ行為をさせるべきか・・・・・・。
 豊川自身、野外での行為に興味が無いわけではない。ただ、いつ誰に見られるかもわからない条件下なだけに、ビビっているというのも事実。
「早くぅ〜、晃さんパンツ降ろして」
 迷っている間にも、奈津美は催促してくる。
 豊川は、少しでも周囲から見えにくい場所を探した。
 残念ながら、この状況でもより安心して行為に没頭で出来そうな場所は無かった。あるとれば、電信柱の陰ぐらいなもの。それでも、こんなチャンスは滅多にない。心を決め、奈津美の手を引き、電信柱まで早歩きで連れていく。
 誰かが来ても、すぐに隠せるようにチャックからチンポを取り出そうとしたが、既にカッチカチに膨張しているからか、簡単に引き出せない。
 無理に出そうとすると、チャックの金具に引っ掛かり、傷がつきそうになるので、ここは意を決め、ズボンとパンツの表側だけ玉袋の位置まで摺り降ろし、そそり勃ったチンポを曝け出した。
 奈津美は、『はぁぁ』と悩まげし気な声を出しながら、左手で竿の部分を掴み、竿全体を上下にしごきながら舌を口の中に入れてきた。
 豊川も奈津美の下の動きに合わせて、ゆっくりと奈津美の下に絡ませる。
 唇を離し、奈津美が豊川の目を見つめる。ほのかな電灯の明かりに浮かんだ奈津美の瞳は潤んでいた。
「しゃぶってあげる」
 そう言って、腰を下ろし、うんこ座りのポーズでジュパジュパとフェラチオを始めた。
 外でのシチュエーションには当然興奮しているけれど、うんこ座り姿勢でしゃぶる奈津美がとてつもなくいやらしい姿に見える。
 仁王立ちフェラはしてもらったことはあるが、このポーズでしてもらったのは初めてだった。前妻の望未にもしてもらったことがない。エロ画像では何度も見て、こんなエロい姿勢で一度してもらいたいと思っていただけに、かなり興奮している。
「ああ、外でしてる。外でしゃぶってるぅ」
 奈津美が自らいやらしい言葉を口走る時は、相当興奮していてかなりノッている時だ。
「ああぁっ、はぁぁん」
 キスをした以外は、奈津美の身体に触れてはいない。それなのに、奈津美の口から喘ぎ声が漏れてくるようになった。
「ああっ、見られる。見られちゃう。奈津美がチンポしゃぶってるとこ見れちゃう」
 奈津美の発する言葉を聞くと、完全に淫乱モードに入ってしまっている。
 口奉仕も激しくなり、ジュポジュポと屋外でもはっきりと耳に出来るくらいの音が出ている。初めての屋外快楽に豊川もどっぷりと浸りたい、いや浸ってしまおうそう思った時、又バイク音が聞こえてきた。数秒間、やり過ごそう集中力を耳に注ぐ。先程のバイク音は、アッという間に流れていったが、今度は逆にこちらに向かっているようだった。
「奈津美、新聞配達が来る」
 フェラに没頭する奈津美の頭を軽く叩いて促すが、全く気が付かない。
「奈津美、人が来るよ」
 少し語気を強め、チンポを奈津美の口から引き出すと、そそくさとパンツの中にしまい込み、奈津美を立たせる。
 手をつなぎ、何事もなかったかのように道路をテクテクと歩き始めた。
 バイクの排気音は、予想通り二人に近づいてくる。目の前の交差点からこちらに向かって曲がって来たのはやはり新聞配達だった。
 野外フェラ行為を見られてはいないはずなのに、何故だかドキドキしている。これは、ノッて口奉仕していた奈津美も同じだった。これが、普段ではすることのない行為のドキドキ感なのだろうか。
 新聞配達は、二人を気に留めることなく、自分の仕事に集中し、二人の前を走り去っていった。
「見られてもよかったかも・・・・・・」
 奈津美の新しい性世界の幕開けだろうか・・・・・・ 


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