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ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

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〜 美術その2 〜-3

『蔵書票(エスクリブリス)』
 版画を応用した彫り物に、篆刻(てんこく)や蔵書票があります。 まあ、簡単にいえば『判子(はんこ)』ないしは『スタンプ』ですね。 象牙や翡翠石、消しゴムを素材とし、彫刻刀で図柄や鏡文字を用途に応じて刻んで作ります。 もっとも私達が取り組む蔵書票は、滑石に『ケツマンコの図柄』と決まっていて、滑石の底に彫刻刀で自分の肛門を半開きにした外観を刻むそうです。 

 学園に入学してから、私達は乳首を『三文判』、膣を『実印』として扱ってきました。 その一方でケツマンコは印鑑の役目がありません。 肛門に朱を塗ったところで、紙に押しつけても尻肉が歪むばかりで印にならないからです。 けれども蔵書票があれば話は別。 ケツマンコに『肛門の形を刻んだ蔵書票』を挿入し、インクパッドにケツマンコを宛がって数回上下します。 そうして教官が提示した紙の上に腰を落とせば、限りなく実肛門での押印に近い形でマーキングできますよね。 
 自分のケツマンコの形を刻んだ蔵書票といっても、サイズは大きくありません。 気を抜いてケツマンコで押印すれば、印をつける前に腸の中へ呑み込んでしまいます。 なので蔵書票を咥えたら肛門を全力で締め、体重をしっかりかけて判子を押すことになるでしょう。 教官が見ている前でしっかりと朱が乗った印を押してから、手は使わずに括約筋だけで蔵書票をひりだします。 蔵書票が抜けたあとのポッカリした臭いケツマンコと、グッと腰を落として押した印が合致していれば合格ですが、ちょっとでも歪なら再チャレンジになるそうです。 一度抜けた蔵書票を舌で清め、こびりついた茶褐色の苦い破片を嚥下し、再度肛門で咥えてからの押印。 そうしてから脱糞の要領で蔵書票をひり落し、肛門と蔵書票、印を並べてチェックを受けることの繰り返しですね。 平均して教官から合格を貰うまでに、10回程度は判を押しなおすとのことでした。



『ドライポイント版画』
 プラスチック板に直接ニードルで傷をつけ、それによって出来た凹部と『まくれ』にインクを詰め、強力なプレス機で刷り取るタイプの版画です。 彫刻刀のように削らずとも、つけた傷がすべて作品に反映されます。 ニードルやルレット、紙やすりをつかって丹念に傷をつければ、規制の手法とは違った面白みのある版画に仕上がるでしょう。 

 ドライポイントの線が細かいコトを生かし、学園では精密な肛門の版画を作ることになります。 それじゃ精密さはどう表現すればいいかですが、一番のポイントはケツマンコの皺の数です。 かつて身体測定で計測したオケツの皺を調べ直し、皺数や皺長、皺の厚みを再現するんですが、生徒手帳に記載された自身の肛門の皺を完璧に表現しようと、どの生徒も皆躍起になるんだそうです。 作った版画のデータ――皺の数など――が生徒手帳と合致することを教官に確かめてもらえば、ドライポイントは合格になります。


 
『エッチング版画』
 銅や亜鉛の金属板に防食剤を塗り、点や線になる部分をニードルでひっかいて剥がします。 その上で腐食剤に付ければ、剥がれた部位は溶けてなくなりますよね。 腐食時間の長短でもって凹部の深さを変え、生き生きした線を描くことができます。 エッチング(ひっかく)技法といって、決してH(エッチ)とは無関係ですので、悪しからず。 ちなみに『H(エッチ)』は『変態』の頭文字で、『ハレンチ学園(漫画)』が波及させた新語だそうです。

 自分の肛門はもちろん、肛門付近の蟻の門渡りまで一生懸命観察していると、そのうち『完璧に版画で再現しろ』という指示が教官から下りてくるそうです。 そうなったらみんな必死です。 まずは銅版に金属磨き粉を眩し、膣を弄って分泌したオマン汁でもって泡立て、光沢が出るまで恥丘の産毛で表面を磨きます。 その上で版にニードルで傷をつけ、やすりで磨き、角をとり、ちょっとでもリアルに自分のオケツの穴に向き合うしかありません。 下手な小細工抜きに肛門を描写し、陰影を含め教官に評価してもらうのですが、指示が『完璧な版画』というだけあって、合格の基準の高さは際立っています。 皺と皺の間のヨレ具合や微小なケツ毛まで描写することが求められ、何十回もチェックを受けて漸くクリアの運びになる……そう先輩から教わりました。





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