屈辱-1
ティアラが国を旅立ってからちょうど3日で、ドミニク王子の王国へとたどり着いた。
馬車の中、王子と二人きりでティアラの気は狂いそうだった。
王子は、楽しみは後でゆっくりと堪能しましょう・・・と、
ティアラだけを愛撫し、自身のモノで彼女を貫きはしなかった。
しかしすでにティアラの身体は疲労感に襲われていた。
このまま貞操だけは守らなければ・・・と思っていたが、
馬車から一歩足を踏み出そうとすると、よろけてしまう。
王子はそんなティアラを自分の部屋へ休ませるため、彼女を抱えて王宮を移動し始める。
痩せている男にお姫様抱っこをされているティアラは気が気ではなかった。
いつ下に落とされるかもわからない・・・。それに密着なんてしたくないのに。
「私、自分で歩けますから、おろして・・おろしてください!」
「おぼつかない足取りで歩かれては、お怪我をするかもしれませんよ。」