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憂鬱なお姫様
【その他 官能小説】

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屈辱-6

「さあ、それではわたくしも休むとしましょうか。」


王子がティアラの傍に寄ってきたので、彼女は反射的に避けてしまう。

ティアラのその反応に彼は冷たい眼差しでティアラを見下ろす。


「あ、あの。私もうたくさん寝ましたから・・邪魔になるといけないので、

あちらに行ってます!おやすみなさい」


ティアラは自分が横たわっていた広いベッドから去っていこうとすると、

王子は彼女の腕を掴んだ。


「どこへ行く気ですか、ティアラ?」


「やっ 痛い!!・・・離してください。」


「あなたは学習能力が低いのですね・・・。

まあ育った境遇を思えば仕方ない事でしょう。

でも、これからはわたくしがあなたを教育して差し上げますからね。」


王子はそのままティアラをベッドへと押し倒す。

か細い、貧弱そうな体つきなのに力強くティアラを押さえつけると

彼はティアラの唇を乱暴に奪った。

苛立ったように彼女の唇を深く吸う。


「んんぅ・・・」


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