屈辱-14
「ドミニク、お前から父上に時間を指定しておいて遅れるとは・・・
母上も待ちくたびれているぞ!!早く行け!!」
「わたくしは父上たちにティアラを紹介しようと思っているのです。
ですから彼女も一緒に連れて行きます。」
「わたしが連れて行く!約束の時刻より1時間も遅れておいて、
よくそんなことが言えるな!!お前は早く一人で父上の元に行くんだ。
その前にきちんと着替えてから行くんだな!」
しぶしぶと王子は肌蹴ていた寝間着を直して、部屋を出て行った。