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太め女性議員の愛人
【熟女/人妻 官能小説】

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太め女性議員の愛人-6

6.
 幹夫の巧みな性技で、成熟しきった聖子の身体に浸み渡った悦楽の悦びは、身も心も蕩かした。
 
 夫の挿入は浅くて、射精が済むと穴から抜け出てしまう。性感も、クリトリスでオナニーするのと五十歩百歩。それに引き換え、幹夫のペニスは、傘を拡げて膣襞の上をこすげこすげ責め立て、腰が抜けるほどの快感を盛り上げる。
 泣いても笑っても同じ人生、せっかく生まれたからには、笑って過ごしたい。
 
 議員活動は、やればやるほど忙しい。が、9時―5時の仕事と違って、不規則な時間は調整が出来る。
 幹夫と結ばれたホテルに示し合せては、逢引をするのが日課になった。身も心も、すっかり幹夫に魅せられて、一日でも離れていると寂しかった。

「私は子供が出来ない身体だから」
 聖子が言うので、避妊はしなかった。
 抜き身で中出しの性感は申し分ない。

 太ってはいても、熟れきった女体は幹夫の性技に反応して、悶えに悶える。
 幹夫も、恋焦がれていた聖子の肉体を己が思う存分に責めたて責めたて、悦楽の絶頂で絶叫をして果てる聖子の姿態を見て、心が満たされるのだった。

「ねえ、幹夫さん、夫と別れてでもあなたと結婚をしたいわ」
「そりゃ無理だよ、スキャンダルは政治家の命取りになる。選挙で落ちたらただの人だよ」
「分かっているのよ、でも私の気持ちなの」
「僕だって家庭があるし、スキャンダルで家庭も仕事も壊してしまうようなことは出来ないものな」
「恋愛ならいいんでしょう?今はもう姦通罪なんてないんだから」
「結婚しなくても、愛し合うことは出来ると言うことだ」
「じゃそれでいきましょう?私、幹夫さんなしでは、もう生きていかれないわ」

「私、頑張ってもっと痩せる。せめて正上位で幹夫さんと向かい合って愛されたいの」
「無理するなよ、俺はどちらかと言うと太目が好きなんだから〜、でも正上位が出来たら申し分ないがなあ」

 聖子の痩せる計画は、選挙参謀の幹夫の指導でまず食事から始まった。
 幹夫の作ったメニューに合わせて、一日3食はしっかりと取り、酒は減らした。タニタのヘルスメーターを買って、毎日計測してグラフに書き込んだ。
 近いところは、車を使わずに歩く。エレベーターを使わず、階段を上る。
 食事と運動量の結果が体重グラフに現れるようになると、興味がわいていっそう励むようになる。
 近くのスポーツ・クラブに入会して、自転車漕ぎも始めた。 
 せっかく手にした、幹夫との夢のような愛の生活を失いたくないと、聖子は必死だった。




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