後編-2
2.
翌日。
休日の朝、二人ともシャワーを浴びてサッパリ。
裸のままベッドに戻って、茜は私の腕の中。
もう少ししたら朝食にしよう。
改めて茜の部屋を見回す。
新築の真新しい部屋。調度品もお金がかかってる。
柔らかい、女性らしい、ドレープのたっぷりしたカーテン。葉の大きな観葉植物。
ベッドサイドにも花が飾ってある。
撮影用の部屋みたいだ。
茜はよっぽど、広くて綺麗な部屋に住みたかったんだな。
久しぶりに抱いた茜の身体は、大人の女性らしく美しくなっていた。
綺麗になったけど、子供の頃よりも痩せた印象を受けた。
「茜、ちゃんと食べてるの?
部屋が新しいし広いから、家賃が高いんじゃないの?
無理してない?」
私の腕の中で、寄り添う茜に尋ねる。
「してないよ。
私どうしても新しい部屋で一人暮らししたかったし、贅沢しなければ大丈夫だよ」
そうは言っても、一般事務のサラリーでここに一人では厳しいだろう。
茜の痩せ方は心配になる。
このまま独り暮らしでは、倒れてしまうんじゃないか?
「恋人でも作れば良かったのに」
「ううん。男の人は好きになれないし、葵ちゃんと一緒になりたかったから」
「ごめんね、一人ぼっちにしてごめんね」
「仕方ないよ。子供の私達には、どうにもできなかったもん」
茜の骨ばった背中を撫でて、悲しくなった。
決めた。茜と一緒に暮らそう。
3.
母親に事情を話したところ、ルームシェアに賛成してくれた。
母親は、茜のことを好いている。
もちろん、私たちの恋愛関係は話していない。
でも、母親はなんとなく分かっているようだ。
やっぱり茜は、食費を切り詰めてまで住まいにお金をかけていた。
それでもキチンと、毎月貯金までしていたのだから偉い。
しかし、倒れてしまったら何の意味も無い。
4.
茜との二人暮らしが始まった。
私の仕事は、
夜遅かったりして大変だけど、給料は良かったので生活はすぐに安定した。
茜は痩せていたのが少しづつ改善されて、ますます美人になった。
茜のいる家に帰るのが楽しみになった。
休みの日に、茜と街を歩くのは楽しい。
向かいから来る男性は、必ずと言っていい程、茜に視線を送る。
でも、茜は私しか見ていない。
私といるとき、茜は輝いて見える。
花が美しく咲き誇っている。
茜は私の女だ。
私は、茜の言うことを何でも聞いてあげようと心に決めた。
「葵ちゃん、体洗わせて」
茜は私の体を洗うのが好きだ。
甲斐甲斐しく全身を綺麗にしてくれる。
体の石鹸をシャワーできれいに洗い流すと、
お風呂椅子に座った私の爪先を持ち上げ、押し頂くように足の甲にキスをする。
「葵ちゃん、私におしっこかけて」
「うん」
私は立ち上がり、片脚をバスタブのふちにかける。
陰唇を両手で開いて、床に女の子座りをする茜の顔に見当をつける。
「出すよ?」
「うん」
「ふぅ」
放尿を始める。
茜は目を閉じて、気持ち良さそうに私の尿を顔に受ける。
ショートボブの髪をかき上げて、うなじにも浴びる。
健康的に張った肌が、尿を勢いよくはじき返し美しい。
「葵ちゃんのおしっこ、気持ちいい…」
茜はウットリとして、私の尿を手で受けて自分の身体を撫で回す。
「こうすると、葵ちゃんのものになった感じがするの…」
ふくよかな胸にも尿を擦り込んでる。
張った乳房の先端は、固くなって上を向いてる。
茜は両の乳首を摘む。
「あんっ」
シューッ
茜は座ったまま漏らし始めた。
脚の回りは二人の尿で黄色い水たまりになってる。
バスルームに立ち込める香ばしい尿の香り。
おしっこに濡れて、茜はいよいよ美しい。
「茜、とても綺麗だね」
茜は嬉しそうに微笑み、目を閉じて顎を上げる。
顎から尿の雫が滴る。
私はかがんで、ションベン塗れの茜にキスをする。