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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
【フェチ/マニア 官能小説】

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7月7日-2

素人でいいなら藤壺役は晶さんでもいいんじゃないかな…?

そしたら俄然ヤル気になるのに俺…

てか、あんまヤル気になっても困るか?


「……美人だから長い髪も似合うね晶さんは…」

「どうしたのいきなり?」


頬を撫でて見つめる俺を晶さんは少女のような瞳で見つめ返す。

晶さんは色んな顔を持っている──

癇癪を起こして意地を張りながら涙を拭う姿は少年で、素のままで見つめてくる表情は思いきり純粋無垢な少女の瞳…

そしてベットで喘ぐ姿は少女の仮面を剥いだ妖艶な淑女──

まるで演じているかのように、完璧な変わり身を俺に魅せる。


それに翻弄されていることがなんか悔しい…

「俺、プロなのに…」

「どした?」

俺の呟きに晶さんはきょとんととしていた。

「なにそんなに見つめて…」

晶さんは頬に添えた俺の手を握り目を閉じて愛しそうに頬擦りする。

そんな仕草に晶さんの愛を感じる。

「晶さんて…」

「うん」

「すごいガサツな人だなって…」

「どゆことっ!?」

「ふ…冗談だよ」

「……?」

ムッとする晶さんも可愛いと思いながら、その頬を撫でる。



「最初居候で住み始めた時、男っぽく思えたけど晶さんて実はすごく色っぽい──」

「……」

「て思った」

「………」

「だからあの時、我慢出来なくて襲った──」

「……焼き飯食べてた姿色っぽかった?」

「ぷっ…」

「笑ってるじゃん」

小さく吹き出した俺に晶さんは頬を膨らませて返す。

「米粒つけて頬張る姿は野生的でゾクゾクした」

「なにそれ」

「本能だよ。食事する姿って一番のセックスアピールだよ?知らなかった?」

「………」

「晶さん、毎回野生的に飯食って俺を誘ってたよ?」

「……」

「俺、カップラーメン豪快に啜る晶さんみてチンコ勃った…」

「それバカ丸だし」


「………」


「じゃあ毎日食事するから毎日あたし見て勃ってたんだ?」

「うん、晶さん朝起こしてバイト見送ったあとオナニーするのが日課だった」

「……」

「毎朝、興奮の嵐」

「ヘンタイ」

「ヘンタイだから一週間で我慢出来なくて襲っちゃったじゃん」

「だね」

「……晶さんて…無防備な時ってめちゃめちゃ色っぽいよ…」

「……──」

「ほら、今の表情なんてすごいドキッとさせるし」

俺の一句々に目を開いて驚く表情──

何かを意識しながら照れて溢す笑み。

全部に惹き付けられる……

晶さんはふと笑うとずっと釘付けになっている俺の頬に触れた。



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