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《幼虐〜姉妹姦獄》
【鬼畜 官能小説】

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〈狂育〉-6

『亜季ちゃんも淋しいと思うけどさ、これでお別れじゃないんだから我慢しよ?ごめんね、お兄ちゃん間違ってた……ただ、一つだけ最後のお願いを聞いてよ。そうしたら間違いなくお家に帰してあげるから…?』


もう亜季は部屋に止まるしかない。
顔を背けたくなるような欲望を口にされても、この場に止まるしかないのだ。
長髪男は逸る気持ちを抑えながら床に置いたバッグに手を伸ばすと、ファスナーを開けて何やら取り出した。


『亜季ちゃんの為に買っておいたんだ。コレ着たトコを写真撮らせて?その写真見て淋しさを紛らわせるからさ?』

「……」


長髪男が手にした其れは、大人気の美少女アニメのキャラクターがプリントされたピンク色の下着だった。
毎週欠かさず観るくらいに亜季はそのアニメの大ファンだったが、そのキャラクターとコラボした下着という物があるとは知らなかった。


その下着のサイズは確かに子供用だが、施されたデザインは明らかに大人用のものであり、まるでスポーツブラを思わせる女児用ブラジャーとは違い、カップも肩紐もサイドベルトもある色気のある物であった。

パンティも前みごろや後ろみごろの布面積が小さいもので、その種類はと言えば、いわゆる勝負下着としてしか使用しないようなサイドストリングショーツ……いわゆる紐パンであった。


『亜季ちゃんの夢の一つに「大きなカメラで寝転びながら写真を撮る」ってのもあったじゃない?お兄ちゃんの夢には『水着か下着姿の亜季ちゃんの写真を撮る』っていうのがあるんだ。水着NGの亜季ちゃんのセクシーショットを手に入れてるなんて、ファンからすれば凄いお宝ゲットだと思わない?ねえ、分かってよ、亜季ちゃん?』

「…………」


今の“夢”の話は、あのジュニアアイドル専門誌・ピュアピュアっ娘での、前園姉妹ダブルグラビア撮影時のスタッフ談話の一コマだ。

カメラマンの使っている大きなカメラに興味津々な亜季が、悪ふざけをして手に持ち、ピンぼけの愛を撮影した時に口にした台詞だ。
実に他愛ない、そしてファンしか笑わないエピソードである……。


相変わらずどうでもいい無駄な知識をひけらかし、長髪の変態は頭のイカレた願望を口にした。
凡そ少女には不相応な下着を用意し、それを着用させて写真を撮ろうなどとは、さすがは精神異常の欠陥人間である。


『コレ着る前にパスタ食べよ?お腹ペコペコのままじゃお家に帰る前に倒れちゃうし。ほら、マンゴージュースも氷入れてあるから冷えてるよ?』


下着をバッグの上に置くと、嬉しそうに手招きをして亜季を呼んだ。
まだ返事を聞いてもいないのに、もう承諾を得たかのような物言いに、亜季はやはりどうすれば良いのかと立ち尽くしたままだ。



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