取引-10 自分の母親には変なことは言わないだろう。 そう思ったティアラは、母に任せることにして、お礼を言って自室へ戻った。 思いがけず久しぶりにラウルに会えたのに、 ティアラの心は曇ったまま、翌日を迎えることとなってしまった。