あたしとあたし-1
あたしは高校2年生の17歳。彼氏はいるけど、今のところまだ処女です。
最近、ちょっとエッチな雰囲気になることがあるんだけど、お互いなかなか手が出せないでいるの。多分、彼も童貞だと思う。
お互いの気持ちはわかっているし、興味もある。何かしたところで、お互いの関係が崩れることは無いってわかっているのに、手が出せない。
なんて言うのかな、スキンシップが怖いというか、どんな感じか想像もできない。彼の裸には興味があるけど、自分の裸がどんな風に見えるのか、肌が触れるとどんな感じがするのか、想像もつかないからすごく不安になるの。
考えてみたら今まで一度も自分の裸を第三者の目で見たことがないな。
そうだ、今日はお父さんたち遅くなるって言ってたから、全身が写る鏡で自分の裸をじっくり見てみよう。
学校から、家に帰ったあたしは、まっすぐ自分の部屋に向かった。
自分の部屋の扉を開けると、そこには素っ裸の女性が立っていた。
「ご・ごめんなさいっ」
あたしが思わず謝って、部屋を飛び出そうとすると、腕をぎゅっと掴まれた。
「良く見なさい。あ・た・し。」
あたしが振り向くと、そこにはあたしがいた。
「どうして？」
「あたしは一時間後のあなたなの。」
「どうして裸なの？」
「あなたがじっくり見たいと思ってたからよ。鏡なんかよりじっくり見れるでしょ。触ることもできるわ。」
でも、髪の分け方が逆だと思った。ああ、鏡じゃないからこっちが本当なんだと気付いた。
全裸のあたしが目の前に立っている。こんなチャンスは無い。
あたしは頭の先から足先まで舐めるように見つめた。
思っていたよりずっと綺麗だ。胸も小さすぎずいい形をしている。
後ろに回ってみた。初めて見る自分の後ろ姿。
白くてアザひとつ無い。お尻もプリッとしてる。思わずお尻を触ってしみた。
「きゃっ」
彼女、一時間後のあたしが、かわいい反応をする。
そうだ、
「キスしてもいい？」
あたしは彼女の前に立った。
「もちろん、いいけど・・。その前にあなたも裸になって。」
「え？」
彼女はあたしのブラウスのボタンを外しだした。
あっという間にあたしはブラウスを脱がされた。
スカートのボタンを外し、チャックを下し、ストンとスカートを落とす。
もうあたしは下着姿だ。
「・・手馴れてる。」
「当たり前でしょ、じぶんの身体なんだから。」
「なるほど、そりゃそうか。」
ブラも外されたが、パンティーと靴下は自分で脱いだ。
これであたしも全裸だ。全裸の女が二人、向かい合って立っている。
はたから見たら、完全にレズだわ。でも、相手も自分だからオナニーみたいなものかな。あたしたちは、どちらからともなく抱き合いキスをした。
あたしのファーストキス・・・になるのかな。
乳首どうしが当たってぞくぞくする。
彼女の肌からいい匂いががする。きっとシャワーしたのね。あたしは学校帰りだからきっと汗臭い。そう思うとなんだか少し恥ずかしくなってきた。
あたしは、それをごまかすように、彼女を責めることにした。
唇から彼女の首筋にキスをはわせてみた。
「ん・・ん・」
彼女の口から甘い声が漏れた。なんか楽しい。
耳はどうかな。彼女の耳にふうっと息をかけた。
彼女はビクッとし、真っ赤な顔で耳を塞いでこっちを見た。
かわいい。舐めたらどうなっちゃうのかな。
「手をどけて」
あたしがそう言うと、彼女はおずおずと手を耳から離した。
あたしは舌を出し彼女の耳を舐めまわした。
「あ、はんっ、んん、」
彼女のかわいい声が聞こえる。身体が小刻みにに震えるのを感じた。
耳の穴に舌を入れる。
「ああん、はっ、はっ、はっ、」
だんだん彼女の息が荒くなる。
胸を見下ろすと、ピンク色の乳首がさっきより大きくピンと立ってる。
あたしは首筋から乳首まで舌をはわした。
彼女がぞくぞくしているのを感じる。
そして乳首に吸いついた。まるで赤ちゃんのように。
「ああっ、吸わないで・・・んん、ちょ、ちょっと痛い。」
乳首から口を離すと、乳首が赤くなっていた。
そっか、強く吸うと痛いんだ。
あたしは乳首をあきらめ、舌で彼女の胸の谷間をなぞり、おへそまで行く。そのままアソコの毛のところまできた。けど、ここから先はよく見えない。
あたしが口を離して彼女を見ると、真っ赤な顔で彼女はうなづき、ベッドに横になった。そして足をM字に曲げてあそこを見えるようにしてくれた。
あたしはそこに顔を近づけた。こうなってるのか。初めて見た。指で広げてみた。ビクッと腰が動いた。ちょっとグロイかも・・・。凄く濡れている。
舌で穴の回りを舐めてみた。
「ああん、あん、あん、」
穴の中に舌を押し込んで見る。
「んん、」
なまめかしい味がする。
オナニーするとき、一番感じるところを舐めてみた。
「うあぁ、あ、あ、あ、はぁん、いい、そこ、もっと、あぁ、いいっ」
彼女が急に暴れだし、あたしの頭を押さえ込んだ。ちょっと苦しい。
じゅぶぶぶ、じゅぶぶぶとすごい音がする。
溺れそうなくらい愛液が出てくる。
「いい、いい、逝く、逝っちゃう・・。んあっ！」
ビクンビクンと身体を震わし、彼女が堕ちた。
彼女を見ると、目をつぶり、荒い息をし、ときどきビクッと胸を震わせた。目の焦点は合っていないが、表情は嬉しそうな笑顔だった。
かわいい。これなら彼に見せても大丈夫。
あたしは安心した。
目の前の彼女がすぅっと消えていった。
次はあたしの番ね。
あたしは素っ裸のままお風呂場に行き、シャワーをした。身体中をボディーソープでゴシゴシ洗う。
身体を拭きながら自分の部屋に行き、一時間前の自分が来るのを待った。
すぐに階段を登る音がし、一時間前のあたしが扉を開けた。
彼女はあたしを見て目を丸くし、
「ご・ごめんなさいっ」
と言って部屋を飛び出そうとした。