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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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どっちが好き ?-4

ちづるは混乱して押し黙る。
タクミがボソッと言う。

「 はーー。

 俺、、、
  シャワー してくる。」

「 ぇ? ぁ、、、うん、」

「、 、、、。」

タクミはじっとちづるを見つめる。
ちづるは少しその目にたじろく。
タクミは小さくため息をついた後に
バスローブを持って、風呂場へ向かった。

1人になったちづるは、
シャワーの音が鳴り響く部屋で
ベッドに座り込み、考える。
考えをまとめようとする。

「、 、 、 、、。」

 なん だったの ? 今の

  返事? 

 え ? でも、、 、

 勢いで
  言っちゃっただけ だよね
   きっと

 勢い 、、? って ?
  
   怒った 勢い

 タクミ君は なんで
    怒ったんだろう

 私が ゆかちゃんの事
      聞いたから?

 うるさく思って みたいな?

   うん

   そっ か  そうだよ

 私が 
    うるさくしたから

 別な事を言って
   困らせてやろう、みたいな

 そう 

   きっと そうだ


「でも、、。
  じゃあ、、、

私がタクミ君と結婚する、
とか言い出したら、、タクミ君は
  どうするんだろ、、、。 」

 また 怒る かなぁ


ちづるがそんな事を考えていると、
シャワーをキュッとしめる音がした。
お風呂場のドアがバタンと開く音がした。

ちづるは慌てる。
慌てて普通にしようとする。
普通とは何かよく分からなくなり、
また慌てる。

タクミがバスローブを着て、
濡れた髪でちづるの元にきた。

ちづるをまた見つめるが、
どことなく寂しそうな目をしている。

ちづるの鼓動が早くなる。
何をどうすればいいのか分からなくなり
動揺する。

タクミはベッドの上にいるちづるに
四つん場になり近づく。
そのままキスをした。

ディープキスをして、
ちづるに覆い被さる。

「〜っ、、っ 〜っ、 」

タクミはキスを離すと、
ちづるの耳元で囁く。

「ちづちゃん、、。
    好きだよ。

 お願いだから、 もっと、、」

「 ぇ? 〜っ、、 ? 」

「 もっと ちゃんと、、」

 
  俺のものに
     なってよ  



「 ? 、、 〜っ、
 タクミ君、、 なぁに? 」


「 、、、なんでも ない。」

「 ぇ ?」

 ちゃんと 、、?

  ちゃんと した大人 ?


タクミはちづるを真っ直ぐ見た。
ふっと笑ってこう言った。

「なんでもないよ。

 ちづちゃんて、、本当、 」

「 ?」

「 鈍感。 だね。」

「、? ぇ ? 」

「エロいのに、、鈍感だから
変な男に、ひっかかるんだよ。
     俺みたいな。」

「、 ?
 
 、、タクミ君は、
 変な男じゃ ないよ。」

「 そうかな、、。」

「ん、、さっきも言ったでしょ?
  いい男 だよ。」

「、 、、。」

 絶対に 逃がさない

 もし 俺から逃げようとしたら


「タクミ くん、 、」

「 ん?」

「 抱っこ して。」

「 、、ん。
    ほら、おいで。」

  監禁する
        首絞めちゃう 
   苛めぬいて
           犯して 
   
 俺だけの 世界の中に


「タクミ君、、 暖かい。」

「 もう1回、 しよっか。」

 


     あ、 。

   俺  

  こ わー   い 


  ヤバイ人に なった かも

 ちづちゃんと 出会って


「うん、、 。」

「ぁ、トイレは?
  ちゃんと行った?」

「ん、、 うん、 」

「お外で漏らさなくて、
    良かったね。」

「、っ ! 、ん、でも、

 大丈夫だったとは、思うんだけど、
 その、、
不安な だけだったの かも 」

「んーー、、 、

ちづちゃんは、
 分かんないなー。」

「 ぇ?」

「俺の前で、何回漏らしたと
    思ってんの?」

「 っ ! ぁ、、」

「1度なんて、
顔にかけられちゃったしー。」

「 っ、! 、、 、」


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