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禁断の愛
【母子相姦 官能小説】

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禁断の愛-8

7.
 結婚式を控えた一夜、幸太郎は紀子をいつものホテルに誘った。
 これが最後の夜になると思うと、さすがに胸が詰まった。
「紀子、お前をいつまでも愛している」
 思わず、幸太郎の目から涙が零れた。
「私も、幸太郎さん大好きです、いつまでも忘れません」
 そういえば、面と向かって愛していると言ったのは今夜が初めてだった。

「今日は、コンドームなしでお願い」
 今までは妊娠を恐れて、コンドームなしで交わったことは無かった。
 最後の夜で、紀子も感傷的になっているんだろう。今日は安全日なのかな?

 いつに無く激しい迎え腰の紀子に答えて、幸太郎も恥骨が音を立てるほど押し込んだ。
「ノリコっ」
「コオータローさんぅっ」
降りてきた子宮に、鈴口を押し込み、ここぞとばかり気を入れた。
 びゅっ〜びゅっ〜びゅっ
「赤ちゃんが欲しいの、赤ちゃんが・・・幸太郎さんの赤ちゃんが」


 紀子は新婚旅行から帰って、職場に戻った。
 寿退社をする女子社員が少なくなって、最近は共稼ぎをする社員が珍しく無い。
 幸太郎と紀子の職場での関係も、ホテル行き以外は元に戻った。

 やがて、紀子は子供を出産した。皆からハネムーンベービーと冷やかされて、嬉しそうな顔をした。女の子だった。真理子と名づけられた。

 会社が発展するにしたがって、海外に支店が増え、幸太郎もシンガポール支店に支店長として出向した。
 ある時、本社から、紀子が離婚をしたとの情報が入った。
 引き続き内勤を勤めている紀子は、幸太郎にとっては以前の関係を別にしても大事な存在だ。

「紀子さん、大丈夫かい?」
「うん、大丈夫よ、両親の勧めで結婚したんだけど、どうも合わなくてね」
「何か困ったことがあったら、相談して。出来るだけのことはするから」
「ありがとう、でも大丈夫だから」



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