禁断の愛-3
2・
クリトリスに指を乗せ、割れ目から漏れ出る蜜を掬って擦り付ける。
「ああーあぁぁーいいっ」
単身赴任の夫を想いながら、時として空閨を紛らしているが、自分の空想だけの虚しさは、どうにもならない。息子とは言いながら、成長した若い男の精液の匂いを嗅ぎ、蒸せ返る男の匂いが胸に満ちて、華江は震えた。
小学校の5年生まで、一緒に風呂に入っていた。
小指ほどの萎れた陰茎を見ても何も感じなかった。時には勃起をすることもあったが、それは小便をしたい時のサインだと判断をしていた。
6年生になると、母親と風呂に入るのを恥ずかしがるので止めにした。
あの時の、泥鰌のような陰茎が、夫のように成長をして射精をする。
明の顔と夫のペニスが重なって、迫ってくる。
「明君、入れてもイイのよ、お父さんが悪いんだからね」
蜜にまみれた指先が、クリトリスの尾根を滑って、割れ目を広げる。
「いいわ、明君、そこよ、そこをいじって頂戴」
中指が、クリトリスをくじり、割れ目に滑り込んでいく。
股間が疼いて、蜜がプチュッと湧き出す。
指先が蜜を掬って、クリトリスに塗りつける。
クリ〜クリ〜くちゅ〜くちゅ〜クリ〜クリ
まだ見ぬ明のペニスが、亀頭を振って迫ってくる。鈴口から、透明な液がツツーと垂れる。
「知らない間に、こんなに立派に育ったのね、もう、お父さんには負けないわ」
「入れてもいいのよ、これは妄想だから、誰にも知られないし、妊娠の心配もないのよ」
「入れて、いれてぇ、お母さん、もう我慢ができない」
中指が、膣口を潜った。
「固い、かたいっ、もっとなかまでぇ」