初めての朝-2
「今思うと、外泊許可とか、中でいいよとか、どんだけエッチな女なんだと思われるようなこと言っちゃって、顔から火が出そう」
彼女は彼女なりに色々と考えている。そういうことが言葉の端々から感じ取れる。
でも、愛情とは別に、恐らく性的資質がスケベなんだろう。それと、そのスケベな部分を表面に出せるおおらかさがある。恥ずかしがりだけど、性的欲求に歯止めが利きにくい。そういう性格なんだと思う。
タイミングよく下ネタにすんなり入れる流れになった。ここはストレートに絵美に聞いてみようと思った。
「絵美ってさ、ホントはスケベなんでしょ」
ちょっとストレート過ぎたかと思ったけど、真面目な分だけ変な質問と受取らずに、真顔で答えてくれそうな気がした。
「えっ!?そ、そんなこと・・・ないと思うけど・・・・・・。でも、エッチなことは好きだよ」
「俺もエッチなこと大好きだし。スケベだよ。すんごく」
絵美の素を引き出そうと、自分も素を晒してるんだよっていうところを見せた。
「う、うん・・・私もホントは・・・スケベ・・・かな」
僕は真面目に絵美の瞳を見つめた。
「そう。そうなの、私もすんごくスケベだよ」
とうとう絵美の口から求めていた言葉が聞けた。これでここから先、SEXに対してのハードルがかなり低くなったに違いない。自分はスケベなんだと認めたんだから。
「何か正直に言ったら楽になっちゃった。人間てみんな基本的にはスケベなんだと思うの。ただ、理性と言うか、プライドっていうか、カッコつけてる部分が邪魔してるじゃないかなって。スケベってことがわかっちゃえば、毎回毎回うずうずしながら開放的になれないなんて、本当の気持ち良さに達せないんじゃないかとも思うな」
「な、なんかスケベを正当化してる・・・」
「えーだって女子会なんかではけっこうエロい話するよ。みんなスケベなんだよ。でも男の人とはなかなか・・・ね。だから、慶ちゃんとこういう話が出来て良かったと思ってるんだ」
正論だが、まさかこういう方向に話が行くとは思ってもいなかっただけに、ちょっと驚いている。
(でも、根が真面目なんだな。何にでも。それがSEXでも真剣に考えるんだ・・・絵美って)
「でも、そういう姿は俺以外の男には見せちゃダメだよ」
「当たり前じゃない。慶ちゃん以外には、水着だって見せたくないくらいだよ。慶ちゃんも、他の女の人とエッチしちゃダメよ」
「え!?ダメなの?」
冗談で言ったみた。
「ダメに決まってるでしょ。浮気は許しませんよ」
「冗談だよ冗談。でも、その分絵美にエッチなことしちゃうからね」
「え〜ん、どうしよう。恥ずかしいよぉ」
僕らは裸同士の身体を摺り寄せながら、イチャイチャした。
傍から見れば、単なるバカップルにしか見えないだろう。でも、楽しかったし、心も満たされている。
僕は、タイミングを見て、絵美の乳首を弾いた。
「いや〜ん」
突然のことに絵美は身を捩った。
「触っちゃダーメ」
絵美は、両手で胸を隠したが、僕は彼女にのしかかり、両手を剥がしてオッパイをペロンと舐めた。
「はぁぁーん」
「舐めるんだったらいいよね」
「そ、それは・・・」
絵美の返答は聞かず、そのまま2回戦目に突入した。
絵美は自分のスケベをカミングアウト出来たことで、さっきよりも積極的に絡んできた。
自ら僕のチンポを弄り当て、ゆっくりと手首を上下させる。唇は僕のうなじ付近からじっとりと舐め始め、耳には舌をこじ入れてくる。
絵美はスケベな牝となり、男を攻撃的に責める。獰猛な猛獣がその本性を見せ始めたかのように。
「あっ」
絵美の生温かくヌメヌメとした舌が、カリ首の所を責めてきた。僕は思わず声を上げてしまった。
「フフフっ」
いやらしい含み笑いが聞こえる。
(ここが気持ちイイのね。じゃあいっぱい舐めてあげる)
集中的にカリ首を舐める。張ったエラが倍以上に膨れ上がったような感覚だ。それほどに気持ち良い。
この2回目は、主に絵美が責める方。先程からチンポを口と手で集中的に攻撃してきている。
高速での上下ストローク、ジュパジュポと音を立ててしゃぶる。聞いてて恥ずかしくなるくらい大きな音だ。髪をかき上げ、しゃぶっている口元を見ると、唇はすぼまり、頬は極限まで凹んでいる。それだけ強烈なバキュームが繰り出されているということ。
絵美のフェラテクはそれだけではない。ストロークの最中も、亀頭に触れている舌は、グルグルと口の中で回転している。その気持ちのいいこと。
フェラチオに集中してた絵美だが、自分もして欲しいのか、自分のお尻を僕の顔の方にくるっと向け、跨ぐ様な格好になった。つまり、僕の鼻面には絵美のオマンコがパックリと迫ってきている。
絵美のオマンコはグショグショに濡れている。軽くオッパイを舐めた程度で、後は絵美の方から責めていたにもかかわらず、こんなにも濡れているなんて。自分のしている行為(フェラチオ)によって興奮しているんだろうか。
(さすがに自分でスケベだって言い切るだけあるな)
目の前にオマンコを晒されて、何もしないわけにはいかない。僕は淫水滴るオマンコに顔を埋めた。
「はぉぉぅん」
しゃっぶているチンポを放すくらい感じたのか、のけ反って喘いでいる。
僕は両手で尻肉を拡げ、ベロンベロンと舐める。そのたびに大きな喘ぎが発せられる。それでも、しゃぶることは止めず、口を放しても、一呼吸おいてからまたすぐにしゃぶり直す。
絵美も自分自身が感じることに我慢が出来なくなり、慶一郎の顔に自分の一番恥ずかしい部分を押し付け始めた。
(ああん、どうしよう。腰が勝手に動いちゃう。ああ、恥ずかしい。オマンコが、オマンコが慶ちゃんに、慶ちゃんの顔に・・・)
この行動は顔面騎乗に近い。絵美もそれをわかっているようで、モジモジと恥ずかしがっているようだった。