そして快楽へ-1
両方のオッパイを時間を掛け丹念に舐め続けられた。その間、絵美はずっと喘ぎっぱなしだった。身を捩り、必死に耐える場面も見られたが、とうとう我慢できなくなった。そして、喘ぐだけでなく、淫らな言葉も発してしまった。
自分の中で『慶一郎とは初めてなのに、なんてスケベな女なんだと思われたくない』という気持ちが強く、快楽と理性の狭間で葛藤していた。その反面、『好きだからこそ全てをさらけ出してもイイ』という気持ちもあった。
結局、これから先長く付き合うのだからいつかは自分のスケベさが分かってしまう時が来るだろう。だったら最初から全てをさらけ出してしまおう。慶一郎には自分の本当の姿を見てもらいたい。見てもらう価値がある男だと踏ん切りをつけたのだった。今まで付き合ってきた男たちにこのような感情や葛藤が生まれたことは無かったから・・・
「慶ちゃん、もっと、もっと一杯舐めてぇ」
僕は、一瞬耳を疑ったが、喘ぎ声だけではない淫らな言葉は間違いなく絵美から発せられたものだった。
（スケベなのはわかったからもっともっと感じてごらん）
口に出さない代わりに、乳首をこれでもかというスピードでベロベロと舐めた。
「いやぁ〜ん。感じちゃう」
甘ったるい喘ぎ声といやらしい言葉が混ざり始める。
コリコリの左乳首を口に含み、左手は絵美の右胸を揉みながら、親指で乳首をいじる。
「はぁぁん、イィ〜いいの〜乳首が気持ちいいのぉん」
僕は、次第に舌を胸から下に移動させる。その間も、胸を揉む手は休めない。
「やんっくすぐったい」
へその周辺を舌で突くようにすると、喘ぎ声とは違った声が出た。
「おへその辺りを舐めるなんて思わないよぅ。何か変な感じ」
絵美にとって、へそ周辺の愛撫はどうやら初めてだったらしい。僕も好んで舐めるわけではないが・・・
へそを越えるとパンティに辿り着く。
薄明りのため、完全に色を判別出来ないが、ブラと同色の薄いイエロー系か。
むっちりとした太腿は、とても美味しそうに見えたが、それよりも股間の方に意識が行ってしまった。
（焦らしてきたつもりがこっちが焦れてきた。もう我慢できない、すぐにでもオマンコが見てみたい）
僕は、絵美の太腿を掴み、ゆっくりと脚を拡げた。
「いやあぁ、見ないでぇ、ダメ、ダメよ」
絵美が拡げさせまいと力を込めたのが分かったが、心なしか本気で抵抗しているようには思えなかった。そのため、あっさりと絵美の股間が僕の目の前に広がった。
パンティ上部には黒々とした恥毛が透けて見え、一番大事な部分は見る方が恥ずかしいくらいに、びしょ濡れに濡れていた。パンティのクロッチ部分には、はっきりとしたシミが広範囲にわたって確認できた。
「はぁああぁん、見ないで・・・お願い・・・見ちゃいやぁ」
そう言って、絵美は両手で大事な部分を隠そうとする。僕はその手を跳ね除け、更にじっくりとシミを観察する。
クロッチ部分は大量の密汁で濡れていた。それはシミというより汁がパンティの表面に滲み出てきていると言った方が的確だろう。それほどに濡れていた。
「絵美・・・」
僕は何言うでもなく、ただ彼女の名前を呟いた。
絵美も、自分のオマンコの状態がどのようになっているのかを理解しているし、その恥ずかしい姿が慶一郎に凝視されているかと思うと、興奮は更にヒートアップしていく。
「ダメぇぇん、恥ずかしいよぉ〜」
再び手で隠そうとするが、手を遮った。
「絵美、スゴイよ」
「いやぁぁん、慶ちゃん言わないでぇ」
僕は顔を上げ、絵美の顔に近づける。無言でキスをし、手をパンティの上から濡れたオマンコを撫で上げる。生温かい湿り気、いや水気を感じ取ることが出来た。
「ひゃあぁうぅぅ。ああぁぁ〜」
僕は我慢できず、素早く絵美の股間に潜り込み、両手の指をパンティの端に引っ掛け、するりと一気に足首まで摺り下げた。
「あぁん、見られちゃう、ダメダメェェ、見ちゃいやぁん」
脱がされ好きな絵美は、本当は焦らされたいのだが、もうそんな状態ではなかった。
僕はドキドキしながらも、お構いなしに股をグイっと拡げ、初めて絵美のオマンコと対面する。
ライトに照らされたオマンコは、グショグショに濡れそぼっていた。比較的濃い目に生えた恥毛は、下っ腹部分が濃く、陰唇部分にもいやらしく生え揃っている。やや遠目に見ていてもアナル周辺にまで毛が生えていることが分かった。
僕としては、アナル周りに毛が生えていることはウェルカム。見た目がいやらしいことが何よりだが、カワイイ系のルックスな絵美のお尻の穴がまさかこんないやらしい毛が生えているとはと思うと、それだけで下半身が熱くなる。
潤んだ陰唇は、既にパックリと開き膣の入口が露出している。露出しているとはいっても、そこは薄白く濁りねっとりとした愛液が溢れ、実際に膣口を見ることは出来ない。
ビラビラは、やや肥大していて色も微かにドドメ色がかっているようだ。少なくとも可愛らしい花弁とは言えないシロモノだが、その分いやらしさが滲み出ている。
今までに何人ものオマンコを見てきたが、その都度興奮はしていた。しかし、絵美のオマンコと対面した瞬間、確かに興奮はしたけれども、それまでの興奮とは何か違うように感じていた。これまでにない愛情が、興奮を自乗させるているとでも表現すればよいだろうか・・・
「はぁぁん」
絵美も自分の一番恥ずかしい部分を、一番好きな男性に見られていることに、羞恥心いっぱいになっていたが、それと同時に興奮も抑えきれないほどに湧き上がっていた。
ゴクリと唾を飲み込み、顔を少し近づける。それだけで、女性器特有の香しい香りが鼻をつく。ほのかにボディーソープの残り香を確認できるが、それ以上に『モワッ』とした匂いが充満している。けっして臭いわけではない。ＳＥＸを楽しむカップルにとっては、むしろ芳香と言えるだろう。