そして快楽へ-3
『私がしてあげる』ということは、何らかの奉仕を期待して良いということだろう。
そんなことを思ったいるそばから、早速絵美の指が僕の胸元をススーッと撫で、すぐさま乳首に移動した。クリクリと手慣れた感じで僕の乳首をまさぐる。
(けっこう慣れてんだな。思っている以上にヤリ手かもしれない)
嬉しいような悲しいような、複雑な気持ちになった。何だかんだ言っても、男には心のどこかに『処女願望』があるのかもしれない。
絵美の歳でまったくの未経験だと怖いと思っていたが、かなりの手練れであったらば、それはそれで微妙。
強く弱くと強弱をつけながら乳首を責めてくる。もう僕の乳首はコリッコリに硬くなっていた。
僕が乳首の攻撃に集中していると、スッと絵美の顔が近寄って来た。チュッと軽く唇を合わせ、すぐに舌を僕の口の中にこじ入れてくる。
乳首が硬くなったのを見定めたのか、絵美の唇は素早く唇から乳首へとポジションを替えた。今まではキスにしても軽くチュッという流れから始まっていたけれど、乳首への舌奉仕はいきなりベロベロと激しいモノだった。チュウチュウと吸いついたかと思えば、舌全体を使ってベロンと舐めたり、なかなか堂に入った舐め方をする。
やはりそれ相応の経験を踏んでいることは間違いなさそうだ。
(ある程度の経験があるようだから、あんまり遠慮しなくてもいいかも・・・だけど、いきなりハードなプレーはどうだろう!?好みもあるし、引かれたら嫌だしなあ)
絵美を経験浅い女性として扱わなくてもよいだろう。しかし、どこまで踏み込んだSEXをして良いものか図りかねていた。
そうこう思っているうちに、絵美の手は慶一郎の下半身に向かっていった。
絵美は絵美で考えていた。自分からどこまで積極的にしていって良いものか。一度絶頂を迎えているので今更感はあるけれど、それでも恥じらいは残しておきたいものであると、そういった気持ちも完全に拭いきれはいなかった。
けれど、身体は正直である。知らず知らずのうちに、手は慶一郎の股間に伸びていった。
パンツ越しにも、慶一郎の怒張は十分に感じ取れた。
熱い男性自身を直に感じ取ってしまっては、絵美もいつまでも我慢し続けることは出来なかった。
気付くと、顔は慶一郎の股間に迫っている。手で感じ取った男性器の熱さを顔で感じ取れる位置にまで来ている。もう止めることは出来なかった。パンツ越しに慶一郎の男性自身を唇で触れた。
絵美は男性自身の熱さを頬ずりしながら感じ取っていた。
(ああ、絵美。じっくりと俺のチンポを味わって)
僕は絵美がチンポを頬ずりするように愛でている姿を、絵美の髪を撫でながら見つめていた。
パンパンに張ったチンポを、ゆっくりと撫でまわす。先っぽはじっとりと湿っていた。
(慶ちゃんもいっぱい感じてるのね。もうガマン汁がこんなに出てるわ)
絵美はゆっくりとパンツを下した。
下した瞬間に、チンポはビーンとバウンドするように屹立した。反り返しが尋常ではなかった。
その硬くコッチコチに膨張した慶一郎のチンポを、絵美は再び頬ずりし始めた。
(あぁ、これが慶ちゃんのチンポなのね。熱くてすごく硬い。あぁ〜)
チンポの先っぽから滴るガマン汁が頬に付いても、そんなことは全く気にせず頬ずり続ける。
(うぅん、もう我慢できない)
絵美は優しくチンポの先にキスをした。そして、亀頭の部分をすっぽりと咥え込んだ。
その様子を見つめていた僕は、嬉しいという気持ちが溢れ出てきた。
絵美が咥えたチンポはこれで4本目となったが、大きさとしては、普通よりやや大きいというのが率直な感想。普通と言う感覚は、あくまでも経験の範囲内だけれども。
そして、なんといっても特徴的なのがその硬さとカリ首の太さ。はち切れんばかりに充血した一物は、根元、竿、亀頭いずれも攻撃的に膨張し、男性器独特の血管を浮かび上がらせている。怒張という表現がピッタリ当てはまる。
やや大きめと表現したが、カリ首の太さは他のチンポよりも一回り以上の太さはあるだろう。何よりもカリ首部分の反り返りは、それは見事と言うより他なかった。根元部分がもっと太い男や全長がもっと長い男もいた。太さ、長さでは劣る物の、『ご立派』と褒めたくなるようなチンポは見たことが無かった。
僕のチンポを見た絵美は、どう感じたのだろうか。
これまで数百本単位で男性器を受け入れてきたメグでさえ、僕のチンポの硬さと、カリ首と竿の段差(ギャップ)には舌を巻いていたほどだったから、自分のモノにコンプレックスを持ってはいなかった。
全体的な長さや太さでは他の男に劣るかもしれないけれど、自分には『硬さ』と『カリ首』という武器があると言い聞かせてきたのだから。
(何これ!?スゴイ・・・硬すぎるんですけど)
咥えてみて、その硬さに驚いた絵美だった。見た目である程度硬そうだとは予想していたけれど、実際に咥えてみると、質感は人の肌ながらその硬質感は今までに経験したことのないものだった。
更に、カリ首の太さにも少なからず驚いた。亀頭を咥える際、これまでの経験則から自然と口を開いたのだが、自然反応よりも太かったため、あらためて口を大きく広げた。
ジュプっっと卑猥なしゃぶり音が聞こえる。特に意識しているわけではないのだが、これまでのフェラ行為が身に染みてしまっているのか、勝手に音が出てくる。
(いやん、いつものしゃぶり方だと音がいっぱい出ちゃうんっ)
手慣れたフェラチオだった。亀頭を咥えたかと思うと、手はしっかりと根元を押さえ、カリ首付近を刺激しやすいようにさせる。舐めるだけではなく、効果的に、リズミカルにチンポ全体を舐めまわす。
一通り舐めまわすと、一旦フェラを止め、手コキに移行する。
竿からカリ首までをゆっくりと上下させる。シコシコシコシコと・・・
当然、口は乳首を舐めている。