−玲奈、陥落 その15−-1
_ 涌井は続けて、
「我慢してはいけない。したいなら、おしっこをしてしまいなさい」
_ 玲奈は、赤らんだ顔とひきつった頬で恥じらいを示しながらも、またしても生真面目な声色で、
「はい」
と返答。
_ 亜美は目もくらみそうな羞恥の念を覚えた。わが身に起こった事では無いが、親友の玲奈が、あんなにも破廉恥な体勢でオナニーを見せた挙句、今度は失禁する様まで披露してしまうのか!
_ その時、またもや亜美の予想外の事が起こる。オナニーに耽る玲奈を抱えて、部屋中をうろうろ歩き回っていた涌井が、仮眠室と休憩室を隔てるカーテンのすぐ傍に来たのだ。
_ 亜美にはカーテンに阻まれて、その姿は見えない。しかし気配ではっきりわかった。カーテン越しに、玲奈のヴァギナが亜美の方に向けられ、数センチの距離にまで近づけられている事を。カーテンを伝って、亜美は玲奈のヴァギナの放射熱さえ感じることができた。
_ 涌井は知っているのだ。そこに亜美がいる事を。しかし亜美は、自分の存在が知られているとは夢にも思わず、それはただの、本屋の店長の気まぐれとしか思わなかった。
_ 玲奈に至っては、オナニーに夢中で何も見えてはいない。
_ 玲奈は、
「イクぅぅぅっ!」
との叫びと共に絶頂し、そして、失禁した。放尿した。
_ 玲奈の尿道から放たれた聖水は、その数センチ先にあるカーテンに、びじゃっとぶつかった。
_ 亜美が頬をつけている部分のカーテンの反対側に、玲奈の放尿が命中したのだ。
_ 亜美はカーテン越しに、玲奈の聖水の温度を頬で味わった。カーテンを挟んで、亜美は玲奈のおしっこを浴びたのだ。
_ その興奮で亜美も絶頂した。何度目かの絶頂の時の共有が果たされ、更に、失禁の時も共有された。亜美も失禁したのだ。
_ 玲奈の失禁に触発されて、絶頂と共に失禁したのだ。尻のすぐ下にある布団に吸収され、その音が漏れる事は無かったが、静かに人知れず、亜美は玲奈とほぼ同時の失禁に至ったのだ。