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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
【フェチ/マニア 官能小説】

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真夜中の逢瀬-6


売られた喧嘩、もとい 試合は何が何でも勝利してきた──

ある意味ファイターなヤツだ……。


ナイフとフォークで上品に貪るインテリな肉食系の夏希ちゃんと違って

高槻は見たまんま

豪快に隣のヤツの肉を奪い食いちぎっていくような捕食型肉食系──


「うそ──っ待って高槻…っ…ああっ…」

あ[#禁止文字#][#禁止文字#]
やだっ強引なのに昔と違ってテクがあるっ…


力強いのに急所は優しく触れてくる。そんな高槻の愛撫に躰が翻弄されてしまう。

さっきの水のお陰で急激に醒めていく酒の酔い。

お酒のせいだなんて言い訳もできない──

「あ[#禁止文字#][#禁止文字#]っ夏希ちゃんごめんっ!」

高槻に襲われながら夏希ちゃんに大声で謝る…

「うるさい晶っ…俺とヤってる時に他の男の名前を呼ぶなっ」

「あんたが勝手に犯してるんじゃんっ」

「犯してるとかいうなよ…」

「あっ…っ…」

なんだか哀しそうな声で言うと途端に優しい愛撫が躰中を這う──



夏希ちゃんが付けたマーキングの上に重ね付けするように舌と唇が滑り熱い息が吹き掛かる。

「あきらっ…」

「ああっ…高槻…やめっ…」

色んな動きが手慣れてる。いつの間に着けたのか、高槻の猛りはゴムの帽子を装着している。

大学で相当遊び捲ったのが目に見えてわかる。

あたしと別れて寂しかった──


寂しかったからヤりまくったのか…?

なんじゃそりゃ?



「あ──…っ…やばいっ…俺、やっぱお前のことすげー好きだわっ…」

こと切れたように突然高槻はあたしを抱き締めた。

「晶っ…」

「やっ…あ…待って高槻っ…ヤるならゆっくりっ…」

そう…

どうせヤるならゆっくりしてくれ…っ


不馴れな頃の高槻のセックスしか知らないあたしは挿入(はい)ってきそうな高槻の猛りに一瞬身を硬くした──


力任せの激しい突きに痛い思いしかしたことのない高槻のセックス…。

ググっと押し付けられて、緊張感があたしを包む──

あたしはその途端に声をあげた。

「あああっ…や、だっ…──きもちいっ…」

そう、


痛いと思ったのにすごく気持ち良かった……。




「…っきもちいいか?晶…っ…」

しがみつくあたしを抱き締めて高槻は息を切らしながら腰を揺らす。

あたしは途切れ途切れに声を漏らしながら喘いだ。



「はあ…あっ…あっ…っ」

ああっ…
夏希ちゃんごめんなさっ…

罪悪感が拭えない。

信用して、なんて言ってこのザマだ──


ああもう、捨てられてもしょうがないっ──

てかもう捨てちゃって──


懺悔の言葉が浮かばない。

見捨てられた方が楽だなんて短絡的な思考に流される。


「ああ…っ…高、槻っ…それだめっ」

「ダメじゃない。もっと感じろよ…」

「あああんっ…ぃやあっ…」


甘い喘ぎが漏れて強い痺れが押し寄せる。


仰向けで抱き合う躰──

高槻は上半身を起こして腰を揺らしながら丸見えになったあたしの粒を親指で刺激しはじめた。

「はあぁっ…ゃばいぃ…それダメっ…」

「はあっ、締まるっ…晶っ…俺もヤバそうっ…」

高槻はそう言うと無我夢中で腰の律動を早めた。
一定のリズムがあたしの躰を揺り動かす。

もう夏希ちゃんへの詫び言葉も飛んで朦朧としてくる。

「あきらっ……あきらっ…やばっイク………ああっ──!っ…」


高槻は男らしいうめき声をあげて大きな躰を奮わせる。

唾を飲む音──

唇を重ねながら深く突いた位置で高槻は猛りを大きく痙攣させる。

治まった疼きに溜め息を吐くと高槻はあたしの首筋に顔を埋めた──


「晶…──三年経ったら連れて帰るから…俺、絶対、諦めない」


「……もう…好きにして…」

あたしは高槻の重みを感じながら途方に暮れた……。


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