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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
【フェチ/マニア 官能小説】

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愛情の裏返し(後編)-7



軽く食むようなキスを繰り返す。

漏れる熱い息

そっと絡む舌先



それを離すと夏希ちゃんは言った。

「もう射ってもいい?」

先に果てるからと許しを乞う──

その眼差しにさえも溢れる愛を感じる。


あたしはゆっくりと笑みを返した。

「ダメっていっても射くからいいよ……」


「………」

「射っていいよ。慣れてるから」


「…っ…それすげえ悔しいっ」


夏希ちゃんはその悔しさをバネに腰を激しく揺らし始めた。

ムキになった夏希ちゃんも可愛くて愛しい…

「はあっ…晶さんっ…」

果てが近付いてきたのが躰を揺らしながら名前を喚ぶ夏希ちゃんの表情が快楽に翻弄され始めていく──


夏希ちゃんは時折、顔をしかめて歯を食い縛る。

まだ果てたくないと、欲望と葛藤しながら律動を繰り返す夏希ちゃんはすごくセクシーだと思う。


「はあっ…ああもうっ晶さんの膣(なか)──気持ち良過ぎるっ…」

「あっ…」

夏希ちゃんの堪える表情に興奮する。

少しずつ強まる夏希ちゃんの喘ぎ声。

獣のような呼吸

低い呻き

全部に興奮しちゃう

「ああっヤバっ…まじ射く…っ…はあっ…ごめん晶さっ…もっ…っ…──ッ!!!」

昂まった自身を抜き夏希ちゃんは息を上げながらあたしのお腹へと欲を飛ばす。

恥ずかしそうに目の前で射き続ける夏希ちゃんのそれにあたしは手を重ねた。

ゆっくりとシゴキながら残りを絞る。

夏希ちゃんはその動きに身を委ね腰を微かに前後させる。

「今日の晶さんめちゃめちゃイヤらしい…」


夏希ちゃんは赤い顔でポツリとそう呟いた…



熱い躰の情交──


一頻り絡み合ったあとにはたっぷりと心の情交が待っている……



枕に頭を乗せて見つめ合うと夏希ちゃんは決まって髪を撫でて耳たぶを触った。

「晶さんはピアスしないんだ?」

「うん」

そんな他愛もない会話を二人で交わす。

「したほうがいい?ショートだからよく進められるんだけど…」


短い髪から覗く飾り気のない耳たぶに唇を寄せると夏希ちゃんは軽くキスの音を立てた。

「しなくていいよ…キスするのに邪魔になる…飾らなくても晶さんは綺麗だから…」

「……」

夏希ちゃんはそういって微笑んでくれた。

夏希ちゃんのそんな優しい笑みをあたしは独り占めにしてる。

「歳相応に飾らなくてもいい?」

「……?」

いつもジーンズに重ね着のシャツ…

22歳の女なら、それなりに少しは飾るのもマナーかもしれない──

でも、喫茶店のアルバイトだし


夏希ちゃんは芸能人だから外でデートするわけじゃないし……


夏希ちゃんは考え込むあたしの短い髪を撫で続ける。


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