凌辱という名の愛撫-2
睨む彼女の眼に俺が映る。
さっきまで振り返ることさえしなかった彼女が今はしっかりと俺を前に見据えてる。
黒い瞳
艶やかなオニキスの輝きが俺の目の前にある。
強い目差しを放つ瞳
「晶……──」
そうだ──
扉を開けた瞬間、俺はこの瞳に一目惚れしたんだ……
強く惹き付けられて
目が離せなかった……
熱い彼女の頬を撫でると血の乾いた唇で吸い寄せられるように、彼女の首筋に潜り込んで白い肌に口付けた。
柔らかい愛撫に怒って口を結んでいた彼女の唇から甘い吐息が漏れて、じわりと俺を濡らす。
無言で彼女の服を剥ぎ取り、自分の肌も明るい部屋の中ですべてさらけ出し、俺はその行為に没頭しはじめた。
抵抗をやめた彼女の長い脚を開き、部屋を明るく照らす真下で赤く艶めく秘部をうっとりと眺める。
自分がたくさんキスをして真っ赤に色付くそこは溢れた蜜でたっぷりと潤っていた。
乱暴にしたのにこんなにも濡れてる──
それは彼女が俺に嫌悪感を抱いてない証しでもあって…
確実に感じてくれていた証拠で──
喉に溜まった唾を飲むと同時に淡い疼きが胸を甘く蝕む。
「ああっ」
頭をもたげた猛る俺の自身で彼女の熱い表面を撫でると、彼女の唇から消えいるような可愛い声が漏れていた。
俺はその行為を繰り返す──
・
不本意にも甘い声を漏らしてそれを塞き止めるように唇を噛み締める彼女を導きたくて、彼女を高める為に何度も何度も滑る表面を撫でては自身の頭の先で彼女の充血した赤い粒とキスをさせた。
ディープに強く擦り付けると腰を浮かせて彼女はよがる。その彼女の粒を追いかけながらそこだけを執拗に攻めたてる。
次第に開いていく脚
時折、快感に呻いて膝が浮く
色っぽく身悶えはじめた肢体を眺めると俺の喉元が熱くなった。
溜まった唾を飲み込んで彼女に覆い被さると喘ぐ唇を塞ぐ
唇を交差させながら漏れる息
無言のまま腰を前にせりだすと俺はキスをしながらゆっくりと深く潤みの頂上へ身を沈めた。
押し入った熱い自身を彼女の膣(なか)が奥へと引き込んでいく。
まるで手のひらに握られた感触──
魅惑的な彼女の熱い膣は迷い込んだ俺自身をゆっくりとシゴクように翻弄した。
やっぱりすごい…
たまらない吐息が漏れる
動かずじっとしていても、まるで前後の刺激を与えているように彼女の膣は俺を頂きへと誘惑する。
こんなにも苦しい
こんなに気持ちいい
これで彼女から離れるなんて考えられない──
・
「はあっ…あっ…」
強い締め付けに俺の口から熱い息が漏れる。
じっとしていてもやっぱり持っていかれるっ──
それが悔しくて彼女の中を自身でゆっくり旋回させた。
奥からジュッと蜜が溢れる。
「ああっやっ…っ…」
ジッとしていた俺の急な動きに焦ったような喘ぎが聞こえる。
締め付ける入り口をほぐすように腰を回し、恥骨を押し付けて彼女の充血した粒を練り上げると彼女の表情が切なく歪んだ。
前後の刺激に男根は弱いけど円を描くこの動きには強い。
喘ぎを強くしはじめた彼女が可愛く思えて俺はそこだけを犯しはじめた。
「はあ…っ…晶さん…ここが良かったんだ?…」
快感に震え始めた彼女を見れて俺にも少し余裕が出てきた。
昨日は驚く程の気持ち良さで翻弄され続け、あっさり放った白濁の欲。
今は自身の先で彼女の性感体をゆっくりと探り続ける。
奥を強く突き上げると彼女は眉をしかめ、腰を回しながら上部を擦り上げると腰をくねらせ、せがむように秘部を押し付けた。
「はあ…わかった……晶さんの良いところ──…全部シテあげる」
「あぅっ…んっ」
揺れるささやかな乳房。
うねる細い腰。
白くてきれいな脚が身悶えて躍る。
手を握って抱き起こすと彼女の躰を膝に抱え、なだらかな律動を彼女の熱い内部に送り込んだ。
「ああっきもちいっ」
彼女の口から発した言葉に俺の自身が一段と張りを増した。