後編-10
・
良かった──
表面には短めに形良く整えられたアンダーヘア。そして陰唇の周りを刈込み芝生のように少しだけ残してある。
「急に無くなっちゃうとご主人がびっくりするものね…だから少しずつね…」
完全にパイパンになったかと思っていた私に彼女は片目を瞑って笑う。
「まとわりつく物が少しなくなっただけですごく感度が高まるのよ…女の躰って神秘的なの」
そういって彼女は最後に残していた自分のショーツを下ろした。
「あ、え?…響子さんも」
「ふふ、貴方と同じにしたくて…」
私よりも短く刈込まれたヘア。もともとが薄く色が明るい為に殆ど生えて無いようなものだった。
「ここも…」
自分のそこに手を当てて、割れ目を開き上げるように露にする。
彼女もかなり濡れていたらしく、開いた箇所に蜜が絡まってその奥に黒く丸い宝玉が隠れていた。
「黒真珠よ…貴方に見て欲しかったの…前はもう少し小さめのを付けてたんだけど…貴方の為に奮発したわ」
そう言って艶やかな瞳で彼女は私を見つめていた。
「私のため…」
「そうよ…貴方をもっともっと…淫らに美しくしてあげる…きっとすごく気持ちいいから」