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花の戯れ
【同性愛♀ 官能小説】

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前編-7


中庭に面した造りになっていたそこは、緑も同時に眺められ解放感いっぱい。


会費っていくらぐらいなんだろ…


思わず庶民らしく疑問に思ってしまう。

エステなんて独身の頃に一、二万円のコースが精一杯。

一生、来れないような聖地に足を踏み入れてしまった…

「さ、こっちへ…」

扉口で尻込みする私を彼女は庭へとせり出したシャワーの場所へと手招く。

「え、あ…あのっ」

「どうしたの?」

服に手を掛けられて戸惑う私に彼女は不思議そうに尋ねた。

「私はっ…どうしたら…」

何だか緊張するっ…


彼女は恥ずかしがる私の服を躊躇わず脱がし始めた。

「ふふ…大丈夫よ、海外のエステではエステティシャンが全部するの…何も恥ずかしがることはないわ」


  “私に任せて…”

耳元で吐息混じりに囁いた声にぞくりとうなじが痺れる。

「で、でもっ…」

どうしていいかもわからずに立ちすくんだままの私の下着まで彼女は取り去ってしまった。

おどおどとする私を見て彼女はふっと口元を緩める。
「わかったわ…私も脱ぎましょ。女同士裸なら気にならないでしょう?…」

「…えっ…」

大事な部分を必死で隠す私の前で彼女は大胆に自分の衣服を脱ぎ始めた。



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