前編-19
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「いっ……」
「痛い?」
優しく問われる。
痛い…
ううん…違う……
痛いんじゃない…
ズキズキと熱い血液が送られる。その度にぴくりとシコリが牽き攣れひどく甘い刺激にジュッと躰の奥から蜜が溢れる。
「ふふ…すごく似合ってる」
「はっ…あぁっやあっ…つ…痺れるっ…」
強く疼く私のソコを彼女は剥き出しにしたままトントンと綺麗な指先で軽く叩いた。
思わず発狂した叫びが漏れる。
肩で荒い息をする。そんな私をうっとりとした瞳で見つめ
「ねえ…見て」
彼女は私のその部分に視線を促した。
「あっ…」
やだ、うそっ…
晒された自分自身の赤く動めくソコに目を見張る。
引っ張られ、露になっためくれた肉芽の皮の内側に、白く輝くとても小さな真珠のピアス。
「上質の阿古屋貝だわ…とても良い真珠に育ててくれそう」
「えっ…育っ!?」
「ふふ、冗談よ…もうこれ以上は育たないから。育つのは貴方のココ…」
「んくっ…」
小さな真珠を皮に隠し、上からゆっくりと撫でる。
小さな真珠が内側でぷっくりと充血した肉芽の根元を刺激して、ほんとに肉芽が育ってしまいそうだった。