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甘いお仕置き
【同性愛♀ 官能小説】

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1-2


「寮長!おはようございます」

顔を合わせた寮生が次々に挨拶をしていく。
その頬はほんのりと色を付けてとても嬉しそうだ…


「ん。おはよ!じゃあ、点呼とってくから」



桜桃学園 オウトウガクエン

白百合寮―寮長

遠矢 葉月 トウヤ ハヅキ



全体にレイヤーの入ったサラサラのショートボブでいつも凛として響くような声がすごく素敵なこの女子寮の寮長。


この人はわたし、

中谷 彩 ナカタニ アヤ の憧れの人でもあった──


学園自体は女子高ではないがわたしはむさくるしい男子は何だか苦手で…
好きになるのは綺麗な男の子が多かった。

それでも小学生の頃は綺麗でも成長期に入ると皆、ボサボサとヒゲが生えて華奢な骨格もゴツゴツとして男臭い体臭を発散させる‥


わたしはそれがとても我慢できなかった‥


そして、わたしがそこまで男を毛嫌いするのには訳があった。


わたしは昔、幼い頃にイタズラをされた経験があったからだ‥

その時の事は今も鮮明に憶えている

角張った太い指先‥
臭くて荒い息使い‥
不精ヒゲにずり下げたズボンから見える毛むくじゃらの足

間一髪で母親に助けられたが、わたしはそれから父を見るのも嫌になっていた
そして成長期に入ったひとつ上の兄も‥



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