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女ともだち
【同性愛♀ 官能小説】

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ナイショの相談-3



「おはよ。夏、川サンだっけ?一年の時は何組だった?」


高二の春、進級した新しいクラスで前の席に座ってた彼女は後ろの席の私にそう聞いてきた。

彼女は佐野 千秋

長めのショートカットでボーイッシュな雰囲気。
スラッとした感じの正当派な美少女ってイメージだった。

「私は七組。佐野サン‥だっけ?佐野サンは何組だったの?」

普段の私なら慣れ慣れしいのは毛嫌いしちゃうんだけど、サラッと爽やかな笑顔で話し掛けられたせいかすんなりと受け答えしちゃっていた。

「千秋でいいよ。堅苦しいと疲れちゃうから」

フッと柔らかい瞳で言われて私も完全に警戒心を解かれた感じだった。

「じゃあ、千秋‥私も瞳でいいよ!千秋は何組だったの?」

「ん‥あたしは四組。でも、一年の二学期に転入してきたばっかりだからクラスに馴染む前に進級しちゃったから…」


「そうなんだ‥」

肩をすくめおどけるように言う千秋に私も笑いながら答える。

それから他愛もない話しを二人で交わし、いつの間にか恋愛相談までする仲に私と千秋はなってて…

随分前からの友達。そんな感覚がすごく心地良くてぶっちゃけ話しとか平気だった。



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