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unripe fruits
【学園物 官能小説】

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unripe fruits-5

「んあっ……!!」


途端、俺は胸の奥から何かが込み上げて来て、たまらずに桜井にキスをした。


衝動的、と言えばそうかもしれない。


だけど、俺の前で恥ずかしそうに胸をさらけ出す桜井を見ていると、唇を重ねずにはいられなかった。


「んっ……」


強引に割り入れた唇。俺の舌が桜井の口の中を犯していく。


舌を絡ませ、歯をなぞり、互いの唾液を貪るような汚いキス。


桜井が嫌悪感あらわにしたあのキスのように、俺は桜井を求めていた。


キスをしていると、勝手に手も動き始める。


桜井のやや荒い吐息を感じながら、俺の手は桜井の胸へと伸びていく。


「っん!!」


桜井の背中がのけぞって後ろに倒れそうになるのを慌てて片手でその身体を支える。


俺の腕にすっぽり収まるほど、桜井の身体は小さくて。


そして、右手でそっと掴んだ彼女の胸は、驚くほど柔らかくて温かった。


桜井の心音が手のひらから伝わる。


桜井の両脚がバタバタせわしなく動く。


嫌だという抵抗か、はたまた快楽の逃げ場がなくてどうしようもないのか。


そんな彼女の足に自分のそれを絡めて抑えつけてから、次は固く尖った胸の頂きに口を含んだ。


「ああっ……!!」


短い悲鳴のような喘ぎが部屋に響いた。それでも岬はるかの喘ぎ声なんかよりはずっと控えめだ。


『はあっ……あんっ、ああん!!』


こっそり目線だけをテレビにやれば、岬はるかはバックで激しく突かれている。


自らも激しく動かす岬はるかの痴態は、とても美しく淫らだが、今の俺には目の前の桜井の方がエロく感じた。


「桜井、感じやすいんだな」


「ちっ、違……あんっ」


片方の乳首を舌で転がしつつ、もう片方の胸を優しく揉んでやれば、可愛らしい声が聞こえてくる。


「いい声出すじゃん、もっと聞かせてよ」


「はっ……だ、だめ……ああっ!!」


「ん、可愛い……。もっと感じて?」


弾む息遣いに、俺の息も荒くなる。


しばらく胸だけを愛撫してやるつもりだったけど、そんな桜井の鳴き声を聞いていたら、余裕なんてまるでなくて、俺はすぐに彼女のスカートの中に手を入れた。






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