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あぁ...いやらしぃ 好色OL・絵美
【OL/お姉さん 官能小説】

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初めての夜-3

「お待たせ、入っていい!?」
 とりあえずすぐにことに至らなくてもまだまだ夜は長い。今日あった出来事など、軽くおしゃべりをしてからかなと思っていたけれど、待つに待てない絵美が臨戦態勢バッチリに布団で待ち構えている。その姿を見ると、流れ的にそのまま布団に入り込む以外の選択肢は見つからなかった。
「うん」
 バスローブを脱ぎ浴衣姿になった僕は、少し左にずれた絵美の右側から布団に滑り込んだ。布団は温かく、絵美の温もりを感じることができた。
 僕にとっては思いもよらない展開になった。出会った日からこの日が来るまであっという間に過ぎてきた。軽い気持ちで付き合い始めたが、いつの間にか絵美の魅力に魅了され、本気で好きになってきている。
(ここまで来たら、おしゃべりなどせず一気に最後までいってしまおう)
 絵美もその気であることが予想できたし、何より自分の欲望がもう限界近くになっていた。
 布団に入り込むと、間髪入れず絵美の上から覆い被さるように抱きしめた。絵美も、待ってましたとばかりに、僕に抱き着いてきた。
「ああっ」
 短い絵美の喘ぎが漏れた。
 この喘ぎが長い夜の始まりとなった。

 まずはソフトに優しく唇を奪い、すぐさま舌をこじ入れた。絵美も嫌がることなくあっさりと舌を迎え入れ、そして自ら舌を絡めだす。
 絵美は僕の頭や首に手を回して強くしがみつき、髪の毛を掴んでかき乱す。唇は常に僕に吸い付き、口を大きく広げては、舌を伸ばし僕の舌を呼び込んだ。
 ピチャピチャ、ベチャベチャとキスにしてはいやらし過ぎる音を発しながら、艶めかしく舌を絡め合う。
「はぁん、あああ」
 キスだけでも感じてしまう絵美は、甘い嗚咽を繰り返し、これから始まる慶一郎との初めての儀式を待ちわびている。
 僕も、早く絵美のカラダを楽しみたい気持ちはやまやまだったが、ここはひとつたっぷりと前技に時間を掛けようと思っていた。僕の見立てとしては、絵美はSEXを行為として取らえているような淡泊なタイプなのではなく、恐らくプレー自体を丸々楽しむタイプ、いわゆる『好き者』タイプだと読んだ。それは昼間の屋外でキスをした感じでそんな気がしていた。単なる恋人感覚のキスとは大違いなエロい口づけは、その証だと思っていた。雰囲気も含めて、男性と共有する時間のそのほとんどが性的営みにつながる前フリなのだ。積極的に男性を導くふるまいは、まさに天性のモノであろう。
 そんな積極的な絵美とのキスは、それだけで男の性衝動を駆り立てるには十二分すぎるくらい艶めかしい。
 十分に官能的なキスを楽しむと、慶一郎は絵美の浴衣の紐に指をかけた。蝶結びにしていたひもは簡単にほぐれた。布団をめくり上げると、はらりと浴衣が両サイドに開き、下着姿の絵美が薄暗い明りの下に浮かび上がる。まだ下着に隠れてはいるが、その胸元はこんもりと盛り上がり、今にも弾け飛び出そうなくらいのボリュームを持っている。
(うわ、マジか。完全に巨乳じゃん。まさかこんなにデカいとは思ってなかったぞ)
 着痩せするタイプがいるとは聞いていたが、絵美はその典型だった。普段の姿ではボリューム溢れるバストを抱えているとは全く感じさせなかった。それだけに驚きは倍増した。
 絵美の思っていた通り、慶一郎は絵美の巨乳に気づいていなかった。その驚きの表情をまじまじと見ていた絵美は、してやったりと思っていた。
「隠れ巨乳なの」
 目と目が合った瞬間、ニヤっと絵美が笑った。
 僕はその笑みに誘うわれ、そっと胸を触り、すぐさま右手で左胸を下着の上から揉み始める。
「あんっ」
 下着の上からにもかかわらず、敏感に反応する絵美。円を描くようにゆっくりとゆっくりと揉みしだいていく。見た目の通りボリューム感満点の揉み心地。
「うんんっ、はぁん」
 時折、乳首があると思われる位置を触るか触らないかぐらいのソフトタッチで触ると、ビクンという反応とともに悩ましげな声を上げた。
 と、同時に僕の唇は絵美の首筋を襲った。
「ああんっ」
 ワントーン高い声が響く。構わず、舌を伸ばしゆっくりと下から上に這わせる。感じているのか悩ましい声は大きくなっていく。そして、両手を僕の首に回し頭を抱きかかえる。
 それを振りほどき、再度唇を奪う。今まで以上にベチョベチョと唾液まみれのキス。
 メグとのSEXと同様のキスをしても、すんなりと、いやそれ以上に積極的に受け入れる反応は、僕の意識に変化をもたらしていた。
(絵美ちゃんってSEXに対して積極的というかすごくどん欲だ。これは下手に恰好つけるより、自分自身を出していった方が案外上手くかみ合うかもしれないな。かなり激しいSEXが好きなんじゃないかな。かなりのドMと見た)
 優しく扱うよりも情熱的、いや激情的なSEXが好みなのかもしれない。いやそうに違いない。そう踏んだ僕は自分の快楽嗜好を盛り込んでも問題ないだろうと判断したのだった。
「絵美」
 今までずっと『ちゃん付け』で呼んでいたのを呼び捨てにしてみた。
「あああぁ、そうよ絵美って呼んで、ちゃん付けなんてしないで呼び捨てにして」
 ズバリだ。絵美の性的嗜好は、『激しく本能的なSEX』で間違いなさそうだ。
「絵美、好きだよ」
「ああああっ、私も私も好きよ。慶ちゃん、慶ちゃん」
「ああ、絵美可愛いよ」
「ああん、名前で呼んで、もっともっと絵美って言って、わたしは慶ちゃんの女よ。いっぱいいっぱい愛して〜」
 テンションが一気に上がった絵美は、更に強く僕の唇を吸った。
 絵美は、自分の発する言葉に酔いしれ、乱れるタイプだった。自ら、耳を覆いたくなるような下品な言葉を発することによって興奮を掻き立てる。逆に自分自身が、言葉で責めたてられることでも同じように興奮が昂まって行く。
 いわゆる『淫語』が絵美の性的嗜好のドストライクだった。
 


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